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政権交代の時の民主党の公約の柱は「官僚支配から脱却して政治主導に戻す」「特別会計を一般会計に組み入れて国民生活第一の政策を実行する」が柱ではなかったのか。2年も経たないうちに菅直人が政権の座について途端にこれらの大原則は全て反故にする気か。ならば解散して総選挙するのが筋だろう。昨年、菅直人は消費税の増税で参院選に敗北した後に、消費税の増税をする時には国民に信を問う選挙を実施する、と明言したはずだ。それをも無視して、恥も外聞も捨てて与謝野という官僚側の増税論者を入閣させるなど完全な公約違反だ。例え増税が直ぐになされないとしても、明らかな増税論者を入閣させたり重要なポストに就けること自体が裏切りである。
民主党の各議員たちに聞きたい、あなたたちはこのような方針を黙って見ているだけなのか?全員が嘘つきであったことを認めるのか。これは重大な問題なのだ。自民党政権の時にはあきらめていた事が政権交代で変えられる、国民のための政治が実現すると思って投票した全員を裏切るのだ。万が一、何の行動も取らないなら、その時は民主党は消滅する、それは断言できるだろう。裏切り者たちに国政を任せられるわけがない。期待したことを裏切られる事は自民党に対する怒りよりも大きくなる事を覚悟するべきだ。
このまま何もなく民主党内で与謝野の入閣などの人事が進むなら、その時は本当に何が起きるか寝れないほど心配した方がいい。覚悟は出来ているんだろうな。
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