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菅直人首相は、14日に行う内閣改造人事で仙谷由人官房長官を交代させ、後任には仙谷氏に近い枝野幸男・民主党幹事長代理を充てる方向で調整に入った。また、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表を厚生労働相か税と社会保障担当の特命相、首相補佐官などに起用することを検討している。党役員人事では岡田克也幹事長を続投させる方向だ。
仙谷官房長官の後任をめぐっては、首相は当初、幹事長として政権運営を支えた岡田氏の起用を検討していたが、岡田氏は慎重姿勢を崩さなかった。このため、昨年6月の菅内閣発足当初に幹事長に抜擢(ばってき)した枝野氏起用で調整することになった。
交代が固まった仙谷氏は当初、代表代行や幹事長など党の要職で起用する方向で調整していた。ただ、官房長官で調整している枝野氏を補佐するため、仙谷氏は首相補佐官などのポストで首相官邸に残すことが検討されている。
仙谷氏や同じく参院で問責を受けた馬淵澄夫国土交通相を続投させた場合、自民、公明両党は通常国会冒頭から審議拒否も辞さない姿勢を崩さず、首相も仙谷氏らの交代はやむを得ないと判断した。
一方、首相がたちあがれ日本の与謝野氏の入閣を検討しているのは、与謝野氏が官房長官や財務相など閣僚経験が豊富なうえ、自民党時代に財政改革研究会会長として消費増税を含む財政再建案を取りまとめるなど、首相が今後の重点課題と位置づける税と社会保障改革に詳しいためだ。また、昨年11月から12月にかけて首相は自ら与謝野氏と会談を繰り返し、民主党との連立を打診した経緯もある。
首相側はすでに、与謝野氏側に対して入閣に向けた非公式な打診をしている。13日にも改めて入閣などを求め、条件が整えば与謝野氏がたちあがれ日本を離党し、入閣する方向。ただ、首相補佐官となる案も取りざたされている。
このほか、改造内閣の顔ぶれとしては、党政調会長を兼務している玄葉光一郎国家戦略相と、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を抱える北沢俊美防衛相の留任が固まった。野田佳彦財務相、前原誠司外相、片山善博総務相とともに菅内閣の中核として首相の政権運営を支えることになる。
首相は13日の党大会終了後、ただちに党役員人事に着手し、14日に内閣改造を行う方針だ。野党側が受け入れれば通常国会は24日の召集の方向だ。
http://www.asahi.com/politics/update/0113/TKY201101120595.html
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