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インフルエンザでもなく、ノロウイルスでもない、ただの風邪をひいて、4日ほど臥せっていた。僕は子供の頃から熱に弱く、体温が37度を超えると、もう動けなくなってしまう。ずっと、布団のなかに潜りこんで、本を読んでいた。
さてさて、前回、報道ステーションに出演した菅と古舘の下手くそな猿芝居に噛み付くことを予言していたのだが、急な発熱でリタイアしているうちに、話題そのものが古びてしまったのが残念だ。あの番組を観て思ったのは、朝日(を代表とする記者クラブメディア)が、年が明けると同時に、大きく「全面的な菅内閣支持」という方向に舵を切ったということだ。
「国民の皆さんに痛みをお願いしなければならない時だから」と、「小沢攻撃」を正当化する菅に同調するかのような形で、古舘は「今度こそ逃げずに消費税増税を決行する」ことへの覚悟を迫った。そして、露骨な「TPP参加」への要請だ。大規模農場を有する彼の大国ばかりが得をするのではないか、日本の農業は壊滅してしまうのではないか、などという疑念、危惧が、まるで最初から存在しないかのように、TPP参加を「絶対善」としたうえでの、古舘の菅への強要は、見ていてうそ寒いものを感じた。
このTPPなるものに対して、国民の大半は、「何が何やらさっぱりわからない」のが現状だろう。その「何が何やらさっぱりわからない」ものが「何が何やらさっぱりわからない」まま、国民を置き去りにして、一体となった政・官・業・メディアにより、闇雲に推進されることの危うさはどうだ。
広く国民に訴えること、議論を巻き起こすことが為政者の務めであるのに、それを怠る菅政権は、あの悪夢の小泉政権のような、「彼の国」のために日本の国益、民衆の財産を売り渡す売国政権であることは、明々白々と言わざるを得ないだろう。とにかく、「国民に痛みをお願いする」ということが、すべての議論の大前提であるかのような菅・古舘の話は、観ている者には絶望しか与えなかった。
「史上最低の視聴率」しか獲得できなかったのは、当然過ぎるほど当然と言わざるを得まい。痛みは、小泉政権によって、嫌というほど味あわされているのだ。夥しい自殺者の群れは、痛みが激痛となり、のたうちまわった末に死を選ばざるを得なかった者たちの群れだ。菅政権と朝日は、これ以上、どれほどの日本人の命を奪おうというのか。絶対に、絶対に、その策動は許されない。
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