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実のある南北対話にクロス承認、不可侵条約締結が不可欠(上)
2011/1/11(火) 午前 11:18
核先制攻撃を公言した米国が圧力を加えてくる限り、北朝鮮が主権を守るために核戦力を増強することはそれなりに理に適っている。だが、韓国、日本に対して「牙城を殲滅する」と首都への核攻撃を示唆したことは明らかに暴走である。
両国民の不信を解くには、不可侵条約を含む平和条約締結が必要条件であり、そのためにまず南北がクロス承認し、相互の主権尊重を国際法的に明確にすることが早道である。
南北間では年頭から対話再開を巡る駆け引きが活発化している。
北朝鮮は1日、労働新聞など新年3社共同社説で韓国に対して「対決状態を一日も早く解消するべきだ」と対話を呼び掛け、「全朝鮮半島の非核化を実現するわれわれの立場と意志に変わりはない」と強調した。
続いて、5日に政府、政党連名で「無条件の対話再開」を提案し、8日に祖国平和統一委員会が「前提条件なしの早期の南北当局者協議を正式に提案」との談話を報道官名で発表、赤十字会談、金剛山観光事業再開、開城工業団地に関する協議を1月末か2月上旬に北朝鮮の開城で開催することを提案した。
それに対して韓国統一省が「公式の提案と見るのは難しい。通知文も来ていない」と消極姿勢を見せると、10日、アジア太平洋平和委員会と朝鮮赤十字会、南北経済協力協議事務所が「南北当局間会談のための実務接触」を27日に開城で、2月1日に赤十字会談を韓国側のムンサンで開催するよう提案する通知文を統一省などに送付した。
通知文には、12日から板門店で南北赤十字間の連絡官接触を再開し、開城公団運営のための経済協力事務所の凍結を解き、北朝鮮側要員常駐を再開させることが含まれている。
「南北当局間会談」を呼び掛けたことは一定の前進だが、なおも韓国側は「真正性(誠意)が見えない。韓国世論の分裂を狙った見せ掛けの平和攻勢」と疑っている。
韓国側の言い分にも一理ある。対話を呼び掛けた祖国平和統一委員会、アジア太平洋平和委員会などは労働党統一戦線部の傘下組織であることは韓国でも広く知られており、北朝鮮政府の正式の提案とは認められないからである。
中米など外国が絡んだ現状の南北軍事対決に終止符を打つための南北対話を呼び掛けるのなら、内閣なり外務省なり北朝鮮政府の正式の機関を通して韓国政府に呼び掛けるのが筋である。
一政党に過ぎない労働党の傘下組織の手に負える問題ではない。
北朝鮮が韓国を朝鮮半島の南部に存在する主権国家として承認する意思を明確にし、韓国側にも北の主権尊重を求める、すなわち、南北が国家として相互承認する実のある対話を開始する時期に来ている。
韓国も反対しないだろう。クロス承認は「先建設後統一」を標榜した朴正煕政権以来の韓国の総路線であるからだ。
クロス承認により不可侵条約を締結することで、不安定な軍事境界線を国境線にして軍事的な対立状態を解消し、双方が軍事の重荷を解き、平和的な経済・文化交流が出来るようにするべきである。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42430730.html
南北のクロス承認の延長線上に北朝鮮が望む米国、日本との国交正常化がある。
そうしてこそ、中国、ソ連(ロシア)が先行して韓国と国交を正常化したことで均衡を失した朝鮮半島は構造的な安定を取り戻すことができよう。
(新世紀人コメント)
極東における米国ネオコンの”戦争癌細胞”が暴れないように朝鮮半島の当事者二国と周辺諸国の癌細胞を包囲する知恵が必要だ。
癌細胞は日本政界に転移しつつある。韓国は頭の方に転移初期症状?が疑われるが、体が頑強なので将来的にはなんとか癌細胞を押さえ込んで消滅させる事が出来るかもしれない。
日本は体が虚弱なので、そのせいで頭の方の組織すなわち官僚組織とか政党とかマスコミとかが簡単に癌細胞の転移を許してしまっている有様だ。
要するに国民の意識すなわち免疫力が弱いとやられてしまうのだ。
自殺者を3万人も何年か継続して出している事は意識すなわち免疫力が低下していると言う事だ。
しかし、枯れ木であっても根が腐りきっていなければ、横から新しく芽が出てきて逞しく伸びてゆくから心配ない。
この様な有様になるように思えるのですが如何でしょうか。
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