http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/341.html
Tweet |
元記事
↓
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post_ac3c.html
今、世界で、アメリカに『間違っている!』と言い聞かせるのは小沢氏しかいない。
小沢氏は、インターネット放送で、米海兵隊(日本駐留)不要論を展開した。。。全く堂々とした主張だった。また、アメリカは世界の前線から兵力を撤退させるとも指摘し、この流れを加速させる意思を示した。これを支持したい。
検察の陰謀が無ければ、今頃、日本は、沖縄県民の『NO!』を背景に、アメリカに対し米軍退去を勧告しているはずだ。対案として、対中国、対ASEAN外交を展開してアジア各国と連携する新しいアジア独自の安保の形を築けば良い。
その小沢氏は、検察の小賢しい策略で総理になる時期が遅れたが、陸山会関連の事件は事実無根であることが明らかなので、裁判で白と確定すれば、逆に振れる振り子の原理で国民の絶大な支持が集まり、小沢政権は盤石なものとなるだろう。その時は、小沢氏が民主に居ようが、小鳩新党を結成していようが関係ない。小沢氏は世論の支持を背景に政策を断行するだろう。
結局、小沢政権樹立が2年程度遅れたこととなるが、仮に小沢氏が検察の思惑通り失脚していたら・・・ 考えるだけでゾッとする。検察は、米軍の殺戮に加担しているに等しい。
世界平和の破壊―米軍(軍産企業体)―日本の既得権者ら―検察―マスコミと繋がる悪の連鎖の図式がここでも見られる。
◆決定的な暴力装置の保有差を行使するのは、それだけで悪じゃないのか?
米軍は、自国アメリカが攻撃される事を阻止する為、世界のテロ組織に先制攻撃を仕掛けている。しかし、それこそ怨嗟の渦を巻き起こす行為だ。
民間人殺害は言うに及ばず、逮捕も裁判も無しに、勝手にタリバンと決めつけられた人が無実であったなら・・・その攻撃が間違いだった時に誰が責任を負うのだ?オバマか?対極の共和党か?
そもそも、いったい誰が米軍にだけ先制攻撃権を与えたと言うのか。。。米軍兵士がアメリカ本土から無線操作で無人兵器を操り、地球の裏側のパキスタンに逃れたタリバンを攻撃する特権を誰が認めたのか?
◆逆方向の議論が必要
『米軍無人機「標的情報誤り」で民間人犠牲が急増』と、本日付けで新聞が報じる。米軍はパキスタンでのテロ掃討作戦に無人兵器機を使用し、民間人被害を急増させている。地元紙は、昨年1年間で約700人が犠牲になったと報じている・・・
しかし、日本国民は静観。。。韓国ヨンピョン島で2名の民間人犠牲者が出て大騒ぎし、マスコミ報道や解説者の論議に釘づけになっていた同じ国民とは思えない。
北朝鮮が殺した2人は大問題で、アメリカが殺した700人はどうでもいい・・・不思議な国と国民だ。
もし、米軍が世界から撤退して自衛隊のように振る舞うことを条件に、国連が和平交渉を進めれば・・・ こうした、現在報道されていない方向の議論が必要だ。
北朝鮮は、イランは・・・米軍がいなくなっても暴れるのだろうか?パキスタンに逃れたハッカーニらは自爆テロを続けるのだろうか?アフガニスタンでタリバンが民間人を虐殺するのだろうか・・・
世界から米軍がいなくなった時、幸せと不幸の天秤はどちらに傾くのだろう・・・こうした議論を展開しない有識者らに導かれる世論に中身があるのか?
◆真実の米軍を語らずして沖縄米軍基地の是非を語ることは出来るのか・・・
【AFP】昨年3月、アフガニスタンに駐留する米陸軍兵士らが、戦闘員ではないことが明らかだった現地民間人を遊び半分に射殺したとされる事件で軍法会議が開かれ、出廷した1人目の軍曹が有罪を認めた。
【AFP】今年1月4日、米海軍の原子力空母エンタープライズのオーウェン・オナーズ艦長(大佐)が、副長時代の2006〜07年に同性愛者への中傷や女性兵士のシャワーシーンを含むビデオを制作し艦内で上映していた問題で米海軍は、「判断力が著しく劣る」として同艦長を解任した。
『こんな米軍が日本にいると思うとゾットする』
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/12/1_440f.html
『こんな米軍に菅政権はついてゆく?』
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post_dc71.html
『無人兵器を米本土から操る殺戮に嫌悪を禁じ得ない』
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/12/post_22d6.html
◆NO!と言う権利
ウィキリークスは、民間人を殺して遊んでいる米軍兵士の様子を暴露してアメリカ政府から非難されている。そんなアメリカ政府に日本政府は金魚のフンのようにくっついている。
上の関連記事をよく読んでもらいたい。前線に送り込まれる米兵は教育(武力洗脳)されるのだが、ある程度狂ってしまう事を意味している。ゲーム的殺人が後を絶たず、次々と遊びで民間人が殺されている。
中東にいる米軍兵士だけが頭がおかしいのか?遠くにいる米軍将校だけが狂っているのか?日本は米軍の極東前線基地だ。沖縄や横須賀にいる米軍将校はまともなのか?横須賀を母港とする原子力空母ジョージ・ワシントンの乗組員が正常だという保証はあるのか?
対米追従しか知らなかった自民政権が崩壊したというに、民主(菅政権)までも、こんな米軍を歓迎する・・・ 検察を手先にして・・・
******
【イスラマバード=横堀裕也】(2011年1月12日08時32分 読売新聞)
米軍はパキスタン北西部でのテロ掃討作戦に無人航空機を使用しているが、この攻撃によるとされる民間人被害が急増している。 パキスタン地元紙の集計では、昨年1年間で約700人が犠牲になった。
米軍の無人機攻撃は、国際テロ組織アル・カーイダ幹部が潜伏している可能性が高いとされる、政府直轄部族地域の北ワジリスタン地区など、北西部の山岳地帯に集中する。
同地区住民の地元紙記者カリム・カーンさん(44)は2009年末、息子(18)と弟(35)を1度に失った。「自宅がミサイル攻撃を受けた」という連絡を受けて帰ってみると、石造りの家が土台ごと吹っ飛んでいた。カーンさんは、本紙とのインタビューで「我が家は(アル・カーイダと密接な関係のある旧支配勢力)タリバンと全く関係などない」と憤る。無人機攻撃はオバマ米大統領の就任後、激増した。パキスタン紙「ニューズ」によると、昨年の攻撃回数は124回で前年の2倍以上。計1184人の死者のうち、6割近くが民間人だったという。米側の統計では死者の8割は武装勢力だが、米政府も民間人犠牲者の存在は認めている。
パキスタンの軍事専門家タラト・マスード氏は「無人機は誤爆しているわけではない」と指摘する。米軍は、アフガニスタンや米本土の司令室から、無人機の発信映像を見て狙いを定めるが、同氏は「攻撃の精度は高いが、標的に関する米軍の情報が誤っている。武装勢力か民間人かを判別できないのだ」と言う。
オバマ政権が無人機攻撃を増やしたのは、アフガン戦争が長期化する中、米軍犠牲者をこれ以上出せないためだ。主権侵害にあたり、パキスタン国内で地上作戦を行えない米軍は、パキスタン政府が黙認してきた無人機攻撃に頼り、伸長するタリバンやアル・カーイダに打撃を加えようとした。しかし、無人機攻撃を「卑劣」とする非難の声はパキスタン国内で高まるばかりだ。また、国際法学者アリーム・ガルデジ氏は「米軍は武装勢力の戦闘員1人を殺害するため10倍もの民間人を犠牲にしている。明らかに国連憲章違反だ」と言う。
無人機攻撃は民間人保護を定めた国際人道法に抵触するとの批判は国際社会にもある。国連人権理事会は昨年5月の報告書で「ゲーム機を扱うような感覚で人命を奪う危険がある」と指摘、米軍の使用に疑問を呈した。しかし、米政府は「自衛権に基づく正当な攻撃だ」と反論している。
民間人被害の急増は容易に反米機運につながる。このため、反米機運を高めたい武装勢力にとって好都合な側面もある。
「我々には相手を倒す手段がなく虫けらのように殺される」と話すカーンさんは昨年11月、無人機攻撃を「重大な人権侵害」として、攻撃を指揮する米中央情報局(CIA)長官を相手取って告訴する、と発表した。こうした動きは確実にパキスタン国民に広がり、パキスタン軍部内の反米感情にもつながりかねない。
******
私はこんな米軍は厭だ。
日本国民にはNO!と言う権利があるはずだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。