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引き下がれば“地獄行き”
小沢一郎元幹事長の「政治とカネ問題」が、年越しを迎える民主党に“嵐”を巻き起こしている。
小沢氏は、政府と党執行部の再三に亘る「政治倫理審査会」への出席要請を徹底拒否。これが原因で党内を二分する“大暗闘”が繰り広げられているのである。
曰く、全国紙の政治部デスクがこう語る。
「小沢は、岡田幹事長の『政倫審』への出席要請を断固拒否。今後出席を了承するか否かが注目を集めているが、その内情はこじれにこじれている。このため、『内閣&党執行部』と『小沢派』の間で政治生命を賭けた最終戦争が勃発し、今では『一歩でも引き下がった方が、地獄行き』と言われる緊迫状況が続いているのです」
ただし、この頂上決戦の最中に話題となり始めたのが、菅-仙谷連合が描く、「小沢排除」の“姑息なシナリオ”なのである。
民主党議員がこう明かす。
「菅-仙ラインは、尖閣問題や普天間基地問題、増税問題、果ては弱腰外交となじられまくった北方領土問題などの批判を、全て小沢氏の『政治とカネ問題』にすり替え、政権浮揚を図ろうとしているのです。このため、今では『政倫審へ出ようが、出まいが“小沢切り”を断行するはず』と評判なのです」
つまりはこういうことだ。小沢氏が「政倫審」に出席した場合は「政治とカネ問題」を断固糾弾して議員辞職に追い込む魂胆。仮に出席を拒み続けても、同審査会で「招致」を議決し、これをも無視した場合は、1月中に行われる小沢氏の強制起訴と同時に、「除名」を勧告。「浄化作戦完了」のアドバルーンを高らかに揚げる目論みなのである。
もっとも、腹黒いと評判なのはその先だ。前出の民主党議員がさらに言う。
「菅総理は、小沢切りと同時に岡田幹事長と仙谷官房長官を入れ替えるプチ内閣改造を断行。これで『政治とカネ問題』、『官房長官問責決議』で政策協力を拒み続けてきた公明党を取り込む魂胆なのです。かくしてねじれ国会は解消。政権は延命するというわけです」
要は、政権延命のためなら、「味方をも叩き斬る!」という身勝手さも甚だしい計略が進行中なのである。
だが、誤算だったのは、この策謀が党内に漏れ始めたこと。それが原因で、今では追い詰められた小沢派の徹底抗戦ぶりに、拍車が掛かっているのだ。
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