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内閣改造・党役員人事で交代必至とみられている仙谷由人官房長官(64)だが、政府・与党内には続投論も根強い。政府の要を失うわけにはいかないという理由だけでなく、他になり手がいないという民主党の人材難も大きな理由だ。菅直人首相(64)共々、自らの延命のために必死にあがいている。
仙谷氏は10日、BSテレビの番組で、官房長官続投をあきらめたような発言を連発した。
「官房長官として忙殺され、身を削られる毎日から解放されるとすれば、これまた喜ぶべきことだとの思いが、個人的にはある」
「要職であろうと、一兵卒であろうと、(首相が)がんばっていただきたいということだったらやる。私は(たとえ)一議員としても、やりたいことはまだまだある」
小沢一郎元代表ばりの一兵卒宣言だが、岡田克也幹事長も同日、那覇空港で記者会見し「参院の意志が示されたのは真摯に受け止めなければならない」と述べ、参院で問責を受けた仙谷氏の更迭は不可避との見通しを示した。
しかし最近、菅首相と会った民主党ベテラン議員は「首相は仙谷氏の続投と更迭を両天秤にかけている」と証言。委員会審議に出席しない無任所の副総理に据えるという奇策もささやかれている。
主な理由としては仙谷氏を閣外に出せば、(1)政府の重要案件は仙谷氏が処理していたため政府は一気に弱体化する(2)問責閣僚はこの先、辞任しなければなくなるという辞任ドミノが起こる(3)前原グループの不満が爆発する−などが挙げられている。「仙谷氏が続投して野党が審議拒否しても、せいぜい10日間だ」、「仙谷氏を更迭しても野党が審議に応じるかは不透明」として正面突破を主張する向きもある。
また、後任官房長官として名前が挙がっている面々に、一長一短あることも理由のひとつだ。
関係者によると、仙谷氏は親しい議員に対し、自らの後任に言及。枝野幸男幹事長代理、玄葉光一郎国家戦略担当相、岡田克也幹事長の3人を「有力候補」として挙げているという。ほかに、北沢俊美防衛相、野田佳彦財務相、江田五月前参院議長の名前も浮上した。
しかし、「玄葉、野田、岡田の各氏は、現在のポストの続投を希望して、官房長官就任を拒否。枝野氏は、幹事長として昨年の参院選を仕切って大敗したみそぎが済んでいない。北沢、江田の両氏は、いずれも輿石東参院議員会長と距離があり、ねじれ国会の主戦場となる参院での連携に懸念がある」(民主党関係者)。江田氏の場合、「参院議長経験者が官房長官になるのは好ましくない」との指摘も出ている。
自民党中堅議員は「民主党は人材豊富だ、と自慢してきたようだが、いつも同じ顔ぶれじゃないか」と皮肉った。
まさかの仙谷官房長官続投か。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110111/plt1101111222000-n1.htm
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