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小沢さんが代表だった時の記者会見を見て、なぜ質問をする記者達は小沢さんに悪意を持ったような質問ばかりするのだろうかと腹が立ち、疑問を持ったものですが答えは《組織》にあったようです。
企業も政府も検察も全て大小はありますが組織で出来ています、組織とはトップの1人の命令で組織全体が一斉に命令通り動き、結果として個人では考えられないほどの大きな力を発揮して、その大きな力で得た利益は組織全員で分けるという性格を持ったものです。
組織の一員は上司の指示に従い、上司はその上の上司の指示に従い、その上の上司はそのまた上の上司の指示に従うというように、どんなに組織が大きくなってたとえ5万、10万人の組織であったとしても組織はトップただ一人の命令で一斉に動くものです。
組織の一員となった以上、どんなに個人的に反対の考えがあっても上司の指示に従わなくてはいけません、もし上司の指示に逆らえば組織には不要な人物になり、組織を追われて路頭に迷う結果になります。
全員が命令通り動いて得た大きな利益は組織で分け合うという組織の論理から言えば命令に背いた人は利益を手にする権利はありません。
組織とは組織が大きくなればなるほど個人では考えられないほどの大きな力を発揮する反面、トップを除いた全員が機械かロボットのように、もし反対の意見があったとしても最終的には行動に出さずに従わなくてはいけないという構成員にとって大きな欠点もあります(但しトップの指示に賛成の意見は歓迎されます)。
そのように考えていくと前に述べた記者や小沢さんの動きを封じようとする検察捜査官、反小沢のマスコミ報道についても、彼らも上の命令でやりたくも無いことであったとしても給料のためしかたなくやっているのだろうと腹も立たなくなりました、誰でも路頭に迷うよりは言われたことを指示通りやって給料をもらっているほうががいいに決まってます。
以上のことを考えると検察を攻撃する際はトップの検事総長を小沢側の人物に交代させなくては検察の反小沢姿勢は変わらないことがわかります。
しかし、もし検事総長が変わったとしてもキャリア制度という高級官僚によるトップ持ち回りの制度があるらしく、同じ考えのトップが来るだけで検察は何も変わりません。
ネットの情報によると小沢さんは検事総長の人事制度を変えようとして検察を敵に廻したらしい、高級官僚のキャリア制度を変えようとすることは、各種特権を奪われるキャリア全員を敵に廻すことになり、キャリアは全国の検察のトップが多いので結果として全国の検察組織を敵にすることになります。
全国の何万という検察組織を敵にすればいかに小沢さんが豪腕でも刃が立ちません。
組織群に対抗するにはやはり組織しかありません。
組織は数が多くなるほど有利になります、敵が5万ならこちらは10万、敵が5万でこちらが20万になると恐らく戦わずして降参してくるでしょう、秀吉も全国を統一する際は常に相手より圧倒的に多い兵力で攻撃したと聞きます。
今日の国民の生活が第一のデモに参加した人を氷山の一角と考えてもまだまだ人数が足りないのは明らかです、敵は一糸乱れぬ軍隊のような組織群です、検察のキャリア、すなわち検察全体を敵に廻すということは同時に他の省庁の全てのキャリア、すなわち他の全ての省庁、キャリアの天下り先の組織全てを敵に廻すということになります。
小沢さんが勝つためにはどれくらいの数が必要か考えてみました、今小沢さんを支持する人は600万人と言われています、10倍の6000万人が小沢さんを支持するようになれば間違ないでしょう、ただ600万人という数字自体があやふやなので推測の域を出ませんが。
こちらは組織といっても組織のメンバーに給料を払ったり各種保障をつけることは出来ない緩い組織なので圧倒的多数の国民を味方につけなくては勝てません。
圧倒的多数の国民を味方につけるにはやはりマスコミを利用するしかないでしょう、しかしお金の問題と国民生活が第一サイドのマスコミが必要になります。
cleveland
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