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先の民主党代表選で小沢一郎元代表を支持し、菅直人首相派から「キン肉マン」ともやゆされてきた同党中堅3議員が、党内抗争や内閣改造を背景に再注目されている。いずれも政務官として内閣を支える役割を果たし、首相支持派の議員は「『敵に塩』ならぬ『敵から塩』とは…」と渋い表情だ。
3人は文部科学政務官・笠浩史氏(衆院9区)、環境政務官・樋高剛氏(18区)、農林水産政務官・松木謙公氏(北海道12区)。いずれも当選3期で小沢党幹事長、鳩山由紀夫首相による「小鳩時代」は、樋高氏が副幹事長、笠と松木氏がともに国会対策筆頭副委員長を務め、「中堅3羽ガラス」と評された。時に力業で国会運営を進めてきたことなどが「キン肉マン」たるゆえんだ。
菅派の批判を意識し政務官就任直後は「脳みそに筋肉をつける」(松木氏)などと謙遜。しかし、政権が混迷を深めるのと反比例して本領を発揮し始めた。
文科省でスポーツ関連部門を担当した笠氏は、2011年度予算案で過去最多の228億円を確保。その中に最先端競技用具開発などを含むトップアスリート育成・強化策に22億円を盛り込んだ。予算案編成直後案の先月24日深夜の会見では「新年度をスポーツ立国戦略元年としていく予算」などと日本の競技力アップへ向けたクリスマスプレゼントをアピールした。
松木氏は北陸や九州などで続発している鳥インフルエンザ問題に対応。鳥取や島根県では昨年末までに混乱や拡大もなく事態が沈静化し、知事ら関係者から「深く感謝する」との謝辞を受けた。
樋高氏はマレーシアで開催された「アジア3R推進フォーラム」に政府代表として出席するなど、合計3つの国際会議に携わった。鳥インフル問題も農水省と連携し処理している。
その樋高氏は7日、自身の新春の集いで「党が割れることはない」と自信をのぞかせた。小沢元代表の衆院政治倫理審査会や強制起訴をめぐる政局は不透明だが、「自分たちが政権を下支えしている」との自負が強気の背景のようだ。
一方、官邸では新しい政務三役(大臣、副大臣、政務官)の人選が進む。「強制起訴後に小沢元代表に近い議員がどういう行動に出るのか」が選択のカギに。菅首相に近い議員は「小沢派を最初から三役に入れなければ簡単だが、そうもいかない」とぽつり。国会運営だけでなく政策面でも力業を見せつけられ、「キン肉マン」たちを無視できなくなっている。
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