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2011/1/10 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/162239
永田町の話題が改造人事一色の中、焦点の仙谷官房長官の処遇と共に注目されるのは、同じく問責をくらった馬淵国交相の後任人事である。
小沢派を取り込むため、小沢に近い三井辨雄・国交副大臣の昇格が本命視されるが、与党内の一部でサプライズ人事もささやかれている。ズバリ、辻元清美・元国交副大臣(50)の抜擢だ。辻元は昨年の参院選後に社民党を離党し、現在は無所属議員として民主党会派に所属している。
「昨年9月の内閣改造で前原外相が国交相から横滑りした際、菅首相に後任の国交相について、自分の下で副大臣を務めた馬淵、辻元両氏のどちらかを昇格させるよう願い出た経緯がある。菅首相は前原の懇願を聞き入れ、馬淵氏を国交相に就任させました。順番でいけば、今度は辻元氏の出番です。前原外相はなぜか閣内での発言力が強いため、辻元氏の起用は大いにあり得ますよ」(民主党関係者)
知名度抜群の辻元を起用すれば、多少は政権浮揚の材料になるかも知れないが、国民にとっては最悪の選択だ。国交副大臣時代に辻元はすっかり官僚に取り込まれ、野党時代の威勢の良さは完全に失っている。社民党の連立離脱に伴う副大臣辞任会見でも「官僚叩きみたいなことがあったけれど、官僚の皆さんも“日本を何とかせなアカン”という気持ちは同じ」と、涙ながらに国交官僚を持ち上げたものだ。
「辻元氏は経験不足な上に、いきなり『JAL再建』という難問を担当しました。官僚のレクチャー漬けの日々を過ごすうち、官僚の意向を代弁することが“副大臣の仕事”と勘違いしてしまった。官僚側も自分たちの意をくむ“最も有能な政治家”と彼女を褒めそやしたから、ますますソノ気になっていった。本人は官僚に小バカにされていることに全く気付いていませんでした」(国交省事情通)
与党ボケの辻元が大臣になれば、国交省はシメシメだ。ただでさえ、八ツ場ダム「建設中止」の見直し、高速料金の「原則無料化」の撤回と続く中、マニフェスト骨抜きの総仕上げに利用されるのがオチである。
(日刊ゲンダイ2011年1月7日掲載)
2011/1/10 10:00 更新
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