http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/150.html
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首長の“独走”はどこまで許容されるのか。新人の西平良将氏(37)と、前市長の竹原信一氏(51)の一騎打ちとなった鹿児島県阿久根市の出直し市長選の焦点は、この一点に集約される。
議会を招集せず職員ボーナス削減などを専決処分によって断行してきた竹原氏。その特異な手法が反発を招き市長失職に追い込まれはしたものの、経済の停滞や所得低迷が著しい地方都市にあって、「官民格差の是正」という旗印が市民から一定の評価を受けていることも否定できない。
対抗馬の西平氏もその点は認めており、「行政改革を進める姿勢をすべて否定はしない」と強調。職員の役職定年制導入や給与カット、議員定数削減などを公約に掲げた上で、「対立だけでは何も生まれない」と“竹原流”の政治手法に批判の的を絞る。
「改革の敵は職員労働組合と、組合に結託した議員だ」と主張する竹原氏は、多くの首長が腐心している「根回し」「説得」「取引」といった議会対策を軽視し、自身が「官民格差」の解消につながると信じる施策を推し進めてきた。
独断専行の結果、市政の混乱を招いた張本人として竹原氏に退場を突きつけるのか。それとも「職員団体と癒着しうまい汁を吸ってきた議員」(竹原氏)に挑んだ改革者として返り咲かせるのか。有権者の判断を注視したい。(松本学)
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/110109/elc1101091918002-n1.htm
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