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http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1114.html
2011/01/09(日) 13:09:12
東京新聞の「本音のコラム」と「新即興政治論」を読んで、面白かった。
『「菅 直人・小宮山洋子」の正体見たり!』 http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1110.html で書いたように、今の内閣を見ていると、自民党の背後にいて自民党を動かし利権を得ていた勢力が民主党にも紛れ込み民主党を分裂させ混乱させて真の意味の政権交代を果たさせなくしているのに、何も気づかず意のままに動かされているように思う。
代表選の時の菅候補の演説は、民主党議員が亡き石井紘基議員のことを出せば支持を得られると見越して話しているものの、石井議員のことを心から思っているという「情」の部分がなく、「あれっ?」と思ったものだった。
今の菅さんは、「総理というのは衆議院では不信任しない限り、他人が辞めさせることはできないと、意欲を語っていた。」と本音のコラムにあるように、権力にあぐらをかき、自分の権力を維持することに追われ、民主党のことなど考えていないように思う。
挙党一致で自民党政権を倒したのに、自分だけ成し得たように勘違いしているように見える。菅さんが小沢失脚に全力をかけているのが恐ろしいことだ。「何が小沢失脚によって、政権を操ろうとしているのか」に思いを馳せることができないで、自滅の道を歩んでいるとしか思われない。それは同時に民主党がなくなる日だ。
「新即興政治論」で、「菅さんは自分では光ることのできない人。プロレス的で、相手がいて初めて名勝負が成立する。」と述べている。「菅さんは批判してなんぼの人。批判する対象がないと、どうにもならない。小沢さんという敵をつくることで自分たちを正当化し、まとめていこう、ということなんでしょう。小沢さんというヒール(悪役)がいて、クリーンというパフォーマンスができる。」
「国民は小沢さんにもうヒールとしての魅力を感じていない。「終わった人」との感があるんじゃないですか? すでに党代表選で実現したカードで、菅さんも過剰な期待をしすぎ。それに今の政権は小沢さんの選挙戦術で勝ち取ったわけですから、小沢さんの否定は、自らの政権も否定することにつながります。」
小沢さんを悪役にして成り立った政権は、いつまでも小沢=悪役でいてもらわなければ権力を維持できないが、国民がこれに気づき市民運動が起き始めたので、揺らいでいるということになる。菅さんが刃向かうべきなのは小沢失脚によって自民党時代と同じ利権で動こうと民主党消滅をねらっている勢力で、小沢さんではないはずだ。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応の頼りなさや消費税発言にも国民は失望し、「自民党と同じだと。その段階で終わった。同じなら慣れている人たちの方がいいですから」と、小沢攻撃でクリーンさをアピールする以外に何も中身がないことがわかりはじめたといってよい。また、主義主張の違う他党にやたらエールをおくり、どの党からも見放されている八方塞がりの状態だ。一貫性もない。
民主党員を悪役に仕立てて己の権力を固持しても、そんなのは両院総会や党大会で見抜かれ、民主党員からも相手にされないはずだと思っている(民主党議員がなぜ政権交代を果たそうとしたのかという思いと国民の生活を第一に考えていればだが)。今の状態で選挙に臨んでも誰も国会に帰ってはこれないだろうから。
首相自ら仕掛けることのできるテーマはほとんどなく、ただ運のよさとマスコミの応援だけでここまできたが、それを見抜いた市民がついに立ち上がるということになる。日本を守れる政治家をこんな中身のない政権に失脚されることがあっては断じてならない。
党大会にぶつけて、仕掛ける勢力が小沢強制起訴をもってくることも考えられる。それが心配だ。
だが、今私にできることをする! 誰かを悪人に仕立て成り立つ政権など、いらない!市民よ! 立ち上がろう! 明日のデモにいざ出陣!
(写真:小沢氏、菅氏)
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