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【関連記事】
世界の要人に苦言を呈する一兵卒 〜 菅総理・裏番組の低視聴率6.9%を叩きだした小沢談話のポイント(前半)
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post_fcf7.html
本文 ******
「BS11 INsideOUT 提言!小沢一郎 どこへ行く日本」
信念の政治家・小沢さんの発言要旨(後半)
中身が濃かったですね。一言で言って、他の政治家とは「経験値」が桁違い。。。世界に対して軸のぶれない言論で日本の姿勢をハッキリと示すことができる。その心構えがはるか以前から出来ている。
中国漁船の体当たりで右往左往する政権幹部とは比べ物にならない。その民主党執行部に対しても、『?』て、首をかしげはするが大人の対応で済ませている。ここまでされて、よくそれで済ませられると考えるのは、我々が凡夫だから。。。小沢さんは独り別世界に行き着いている。
さすがだ。
(小沢談話要旨)
◆日米関係・・・
政治家も官僚も、『アメリカの言うことさえ聴いてりゃ楽だ。』という感覚が良くない。日米関係も日中関係も同じ、責任をもって言うべきことは言わないとダメ。
湾岸戦争の時に政府与党で外務省と会議した。外務省が『絶対戦争にはならない。』と言ったが、僕は『馬鹿なことを・・・』と思った。『50万人の兵力を集めている。絶対に戦争になる。』と言った。
外務省は、アメリカから何も知らされていなかった。『無い』と言うので、夜帰って寝てたら、朝4時に叩き起こされて『8時に攻撃を始めると通告された。』と。。。それがましな方で、イラク戦争の時は始まってから連絡が来た。大統領でも国務長官からでもない。アーミテージさんから。
ようするに、日本はアメリカから相手にされない。アメリカからすれば、『言えば直ぐ漏れるし、言ったって何も出来ない。金さえ出させていれば良いと。』いうような考え方だ。相手にされていない。何でこれが同盟国なんだ。同盟なら対等なはずだ。こんな同盟などない。
外務省・防衛省・政治家、そして多くの国民はアメリカの言うことを聞いていた方が楽だという発想から出ない。だから家来の域から出ない。これじゃダメだ。
(発言の中身がずっしりと濃い。タイヤキの尻尾からあんこがはみ出るくらい。。。例えが悪いが・・・)
◆沖縄米軍問題・・・
鳩山前総理は普天間の問題で国外又は県外と言って一生懸命努力した。トライして頑張ったことは良い事。だが、外務省・防衛省の役人が全然動かないから国としての交渉が成り立たなかった。
みんなアメリカの言い分に従う。そうすれば楽だけれど馬鹿にされている。相手にされていない。事無かれ主義で責任取らなくて済むようにするのが役人。政治家が判断して責任を取るべきだ。
アメリカは、全世界的軍事戦略の結果、最前戦に大兵力を展開することは負担が大きいとして政策転換している。米軍は黙っていても引き上げる。
沖縄に海兵隊を置く必要はない。沖縄・尖閣は日本の領土領海だから、米軍に頼ることはおかしい。日本が戦略をもって平和維持の役割を果たすべきで、そうした発想が無いのは良くない。それが、アメリカが『日本には金出させておけば良い。』と言う発想になり、グアム移転費まで求められている。
日本は、沖縄を含めた極東の安全・平和に責任を果たすべきだ。本土戦(陸上戦)をやったのは沖縄だけ。その苦しみを他県の国民が考えなければならない。沖縄に金だけをやれば良いと言う政策はおかしい。
沖縄の問題を、日本自身の問題とし、極東の問題として、自主的にどうするか考えるべき。だから、その代わりにアメリカには『どうぞ帰ってくれ』と言う。
(正直驚いた。内容は思っていた通りだが、此処まで踏み込んだ発言をすることは想像できなかった。アメリカが避けたいはずだ・・・国民がしっかりと支えなければならない。)
◆尖閣問題・・・
日本国内の問題としては、民主主義国家としての問題がある。中国船長釈放について一行政官たる検察官が決めるのはおかしい。政府が那覇検察に押し付けたことが問題。日中関係のためにも政府が決めなけれなならない。法治国家として禍根を残した。
対中問題としては、中国で膨張主義的思想が強くなっている表れだが、数千年の歴史のなかで尖閣が中国に属したことは無い。尖閣は琉球王国に属していた。その琉球が日本に属した以上、尖閣は日本の領土だ。
中国要人にハッキリ言っている。『私どもが政権を担ったら解決しなければならない。』と・・・・そうしたら、『ケ小平がこの問題は次の世代に委ねると言った。』と言う。。。それから、もう20年以上経っているのだから片づけたい。
(要するに、中国要人が明確な小沢氏の主張から逃げている。)
◆北方領土問題・・・
民主党政権だからということではない。自民党でも同じだ。言葉は悪いが、日本は舐められている。自己主張すべきはする。相手が違法なことをしたら断固とした決意を示すべき。
(次の発言はニコニコ動画出演時のものだが・・・)
ゴルバチョフと会談した時に、彼が『戦争状態で占領した。』と言うから、『馬鹿言うな。ソ連と戦争したことは無い。そっちが勝手に日ソ中立条約を破って一方的に侵略した。それで千島まで占領したのはソビエトじゃないか。』と、そう言って僕は反論したんですよ。ゴルバチョフは何も言わなかった。。。
(言葉の一つ一つに歴史の重みがある。小沢氏自身が重しだ。こんな政治家は世界を探しても、そうそういるものではない。)
◆メディアの役割・・・
旧態然として勉強が足りない。戦前に軍の太鼓をたたいのはメディアだ。日本人は情緒的だから、良い方に導いてゆくべきだ。永田町・霞が関は進歩が無いが、国民はかなりしっかりしている。
(以上、抜粋です。小沢総理待望論が台頭するのは当然と言える内容でした。政治家としての経験値・力量が違います。けた外れに・・・)
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