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無実の死刑囚・奧西勝さんを励ます絵手紙・面会人通信(7/6) 2013年7月5日 国民救援会愛知・中央本部顧問 特別面会人 稲生昌三
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● 6月19〜20日、「山場は2〜3週間」との主治医の判断と通告後、2週間目が過ぎ3週間目を迎え、26日の面会でも意識は無く、何の反応も失っていた奧西勝さんの病状、その後はどうなっているのか、気が気でない日々。7月5日午前、八王子医療刑務所を尋ねました。
磯貝処遇担当主席から事態の説明を受け、今後のことも打ち合わせをして来ました。「自己呼吸の力は更に少なくなっている。自己呼吸と人工呼吸器による酸素吸入が絡んでぶつかると本人が苦しむので鎮静剤の投与を行うことによって意識がなくなる。自己呼吸の力が弱くなっており酸素吸入の量を増やしている(30%を60%)が、鎮静剤は何とか減らす様にしている。」「声をかけると目を開ける時もある。鎮静剤が切れて来ているから反応をしている」「うなずいたり、目を開ける場合もあるがこれは良くなって来ているものとは云えない。」「山場の認識には変わりない」とのことでした。目立って悪くもなっていないが良くもなっていない状況にあると思いました。悪循環が心配です。命の火を灯し続けて欲しい、ここで負けては無念となります。
窓から病室の中を見ると目を開けておられます。「奧西さん、稲生です。面会に来ましたよ」
と声をかけると頷いて、「皆さんが支えていますよ、頑張って下さいね」と云うと「うんうん」と頷き、目をパチパチさせます。「岡さんや親族が心配しています。弁護団も面会に何度も来ていますよ。」と伝えますと頷いて何か言いたそう、口を動かします。腕をさすって手を握っていますと頷くときに少し握り替えしてくるようでした。19日以来、何の反応も失っていたので、この反応に思わず涙が滲んでしまいました。頑張れ頑張れ!まだまだだ!命あるうちの願いの実現へ!です。看護士が「伝わっていますよ、判っていますよ!」と私を励ましてくれました。
6月14日付けでの「面会をお願いいします」の職員代筆の手紙が17日の夕刻に届きました。20日に岡美代子さんと面会に伺う予定がされていましたので丁度いいかと思いきや、19日の未明に2回目の危篤状態となって、この日の夕刻に飛んで行った時には意識も反応も有りませんでした。何となく悪かったとの想いがかすんでいましたが、今日、2週間ぶりに少しでもコミニケーションがとれたことで気が休まりました。「ともかく命の火を灯し続けて」の願いのみです。
早速、岡美代子さんと鈴木泉団長に報告、意識が少しでも戻ったことを喜んでみえました。
マスメデイア関係者が今日も大勢。奧西勝さんの想いとこんな事態となったことへの怒り、司法は一体何をやっているのか、最高裁は責任を果たせ!と訴えました。
● 午後、救援会中央本部に出かけ、今後のことについての打ち合わせを行い、5月17日の会議の合意の基本に立って、その後の弁護団や支援組織の方々の意見を含めて検討して、万全を期すことになりました。
6月19日に最高裁へ検察「意見書」が提出されました。現在、弁護団としての検討が行われており、近々、何らかのコメントと対応が出されると思われます。支援運動は全力で最高裁に迫ることが現瞬間のたたかいです。怒りを込めて、要請ハガキと署名を積み上げましょう。2万5千余の観賞者となった「約束」ドラマの自主上映を司法への抗議と結んで、更に大きな運動として広げ抜くことが今後のたたかいの力となることを確信します。
絵手紙をさらに意識が戻ることも願って、止めていましたが取りあえず再開して、今後の様子を見ることにしました。この間、意識が無くなって出した絵手紙が積み上げてあるだけとなっている状態で、看守からの申し出もあり、一時ストップしました。80枚程度手持ちとなっていますのできっと眺めてくれるのではないかとの想いから、最後までの励ましとして送ります。 以上
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