http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/877.html
Tweet |
「警察の人もお金で買える。1番上の人で2000万円で買った」と聞いた、との証言も。徹底解明しないと、真面目にやってる警察官はたまんないだろにゃ →愛知・警官脅迫:「内通者」揺れる県警 山口組系に漏えいか 警部脅迫で証言続々 http://t.co/QXvNoqBCPH
— Shoko Egawa (@amneris84) June 30, 2013
愛知・警官脅迫:「内通者」揺れる県警 山口組系に漏えいか 警部脅迫で証言続々
毎日新聞 2013年06月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130630ddm041040166000c2.html
◇「最高2000万円で買収したと聞いた」
愛知県警が揺れている。暴力団捜査を担当していた警部を電話で脅したとして脅迫罪などに問われた男の公判で、「県警に内通者がいた」との証言が相次いでいるからだ。男は、指定暴力団山口組のトップ2人の出身母体である弘道会(本部・名古屋市)と密接な関係にあったとされ、日本最大の暴力団に捜査情報が漏れていた可能性が出ている。
「警察に内通者がいると確信した」。4月23日、脅迫の被害者とされた警部は名古屋地裁の証言台で断言した。名古屋市を中心に展開する風俗店グループ「ブルー」を率いる佐藤義徳被告(55)の公判でのことだった。
起訴状などによると、佐藤被告は、自宅新築計画が住民反対運動で進まないのは県警組織犯罪対策課にいた警部の妨害だと邪推し、2010年7〜8月、警部の自宅や携帯電話に「娘がどうなっても知らないぞ」などと5回にわたり、部下を使って脅迫電話をかけたとされる。警部は、ブルーを弘道会の資金源とみて捜査していた。
警部の証言によると、電話を掛けてきた男は捜査班の名称を挙げ、「10日くらい前(家族を守るための)保護願を(県警に)出したでしょ」などと、県警幹部ら数人しか知らない情報を語った。「警察の動きは全て分かっているぞ、という脅しだと理解した」と警部は振り返った。
5月28日には、元県警捜査員(10年退職)が検察側証人として出廷。風俗店への摘発情報を佐藤被告に教える代わりに、現金などを受け取るようになったことを認めた。ただ警部によると、脅迫があった当時、元捜査員は捜査情報を知る立場ではなかったという。
「『警察の人もお金で買える。一番ランクの上の人で2000万円で買った』と(佐藤被告が)言っていた」と、佐藤被告と交際していた女性も同日の法廷で証言。複数の警察官が買収されていた可能性が浮上している。 県警は10年に「弘道会集中取締総合対策本部」を設置し、同会ナンバー2など有力幹部を次々に逮捕、資金源とみられる企業を積極的に摘発してきた。県警幹部は「現役警察官の中に内通者がいる証拠が得られれば、捜査に乗り出す」と語気を強める。
愛知県弁護士会で民暴委員会委員長を務める渡辺一平弁護士は「一部の警察官による癒着が、暴力団排除の機運をそぐことになりかねない。徹底的にウミを出し切ることが必要だ」と指摘する。
==============
■ことば
◇愛知・警察官脅迫事件
愛知県警は2011年以降、県警警部の家族構成や電話番号を調べたとされる探偵業者、個人情報を不正に流した司法書士、携帯電話販売店店員らを摘発。風俗店グループの実質的経営者、佐藤義徳被告を警部に対する脅迫容疑で今年1月逮捕した。5月には、脅迫電話の実行役に逃亡を指示したとして、佐藤被告の顧問弁護士の元検事を犯人隠避容疑で逮捕。一連の逮捕者は30人を超えた。佐藤被告は、これまでの公判で起訴内容を否認している。