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三崎事件:被害者と別人の血痕 鑑定書、東京高裁に提出
毎日新聞 2013年06月26日 20時46分(最終更新 06月26日 21時54分)
http://mainichi.jp/select/news/20130627k0000m040059000c.html
1971年に神奈川県三浦市で一家3人が殺害された「三崎事件」で死刑が確定し、2009年に82歳で病死した荒井政男元死刑囚の再審請求で、弁護団は26日、被害者の返り血とされた血痕が別人のものであることを示す鑑定書を東京高裁(井上弘通裁判長)に提出した。弁護団は「(元死刑囚が)犯人であることを示す唯一の客観的物証が崩れた。再審を開始すべきだ」と主張している。
血痕は、元死刑囚が運転していた自動車のトランクにあった大工道具袋に付着。元死刑囚側は「自分の血」と主張したが、確定判決は血液型から「殺害された食料品店店主の男性の返り血で有力な物証」と認定した。
一方、弁護団が委嘱した鑑定医は、血痕から確認された3種類のDNA型と、店主と同じ特徴を持つ女性親族のDNA型を比較し、「型は同一ではない」との鑑定結果を出したという。
事件では三浦市の食料品店で夫婦と娘が殺害された。荒井元死刑囚は公判で殺害を否認したが、血痕やその他の状況証拠から有罪とされ、90年に最高裁で死刑が確定。遺族が再審請求した。
横浜地裁横須賀支部の再審請求審では、「血痕は元死刑囚のもの」という弁護団の主張を受け、DNA鑑定が実施されたが、血痕から元死刑囚の型は確認されなかった。同支部は11年に再審請求を棄却し、弁護側が高裁に即時抗告していた。【山本将克】
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