http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/794.html
Tweet |
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071678
有罪にするために再現実験の条件をねじ曲げる検察…東住吉事件
2013.04.02 Tuesday
僕は最近、本当にお役人という人種が許せないと感じています。
この人たち、本来であれば公僕なのですが、
評価は公務員同士がやるので、まったく市民の方を向いていません。
市民よりもお役所に対していいことをした人が評価されるわけです。
なのでお客さんは自分の上司なわけです。
市民置き去りで、自分たちが良ければそれでいい。
住民サービスなんて関係ねぇ。そういった空気をヒシヒシと感じます。
冤罪事件では、市民の訴え屋真実の発見よりもよりもどうやって役所の名誉を守るかに主眼がおかれます。
大阪、東住吉の住宅で火災が起こり、娘さんが亡くなった東住吉事件。
逮捕された朴さん、青木さん無実を訴え続けています。
そして、昨年3月に再審開始決定が出ました。
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071557
しかし検察の抵抗により今も獄に繋がれたままです。
その青木惠子さんからの手紙を紹介します。
「昨年の今頃も風邪をひいて弱気になっていた事を思い出します。社会なら薬を飲めますし、のどアメも口にできますが、この中では『うがい』と睡眠だけで治すため、悲しくなります」
とありました。酷い話です。
そして弁護側に反論するために1月24日に検察が予備実験をしたそうです。その報告がありました。
弁護側の実験は忠実に現場や条件を再現したものでしたが、検察の実験はその前提条件をつくりかえ行われているようです。
(弁護団報告はこちらへhttp://blog.iwajilow.com/?eid=1071537)
「検察側は4面に分けて、弁護団の時よりも傾斜の角度を小さくした上(窪みありでガソリン7リットル、6リットル、4リットル。窪みなしでガソリン7リットルを撒く)実施したそうです。
(管理人注:窪みがあることでガソリンは流れにくくなるが、床に窪みがあったという証拠はない)
その結果は弁護団の新実験でも明らかになったようにガソリンをまき終わるまでに車の車輪と後輪の間までガソリンが流れたそうです。ですから火をつけるまでに火災となることが検察側の予備実験でも明らかになりました。
私としてはこれ以上の実験は無駄な引き延ばしだと思います。しかし検察側はさらに本実験をするといい、その上、風呂釜(種火も)、煙突を設置しないと言い張っているんですよ。
(管理人注:火災当時亡くなった娘さんが風呂に入っており、風呂に種火がついていた事、また建物に煙突があったことも明らか。しかし、煙突があることで、空気つまり気化したガソリンが種火の方に流れること、そして種火に引火して火災が起きたという弁護側の主張を否定するために、検察は事実と違う前提で実験をしようとしている)
こんな実験に何の意味があるのでしょう?
検察側は予備実験でも小細工をしていましたが、真実は明らかになり、反論できないにもかかわらず本実験を強行しようというのは自らの面目を保ちたいだけです。そんな間も私はこの中に閉じ込められていなければならないのか?と考えると怒りでいっぱいです」
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 日本の事件30掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。