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福井の女子中学生殺害、再審認めず 名古屋高裁(日経新聞)
2013/3/6 11:03 記事保存
福井市で1986年、中学3年の女子生徒(当時15)が殺害された事件で、懲役7年の実刑が確定して服役した前川彰司さん(47)が裁判のやり直しを求めた再審請求異議審で、名古屋高裁(志田洋裁判長)は6日、再審を認めない決定をした。同高裁金沢支部が2011年に再審開始を決定、検察側が異議を申し立てていた。弁護側は決定を不服として特別抗告する方針。
同事件では犯人に結びつく有力な物証が残されていない中、再審請求審では前川さんを犯人とする知人の目撃証言の信用性が主な争点だった。
弁護側は(1)刺し傷の一部には現場に残された包丁より短い刃幅で刺されたものがあり、現場から持ち去られた「第3の刃物」がある(2)犯行現場を往復したとされる車から被害者の血痕反応が出ないのは不合理――などの鑑定結果を新証拠として提出した。
11年11月の高裁金沢支部決定は、新証拠や知人の供述調書を検討した上で、「血の付いた服を着た前川さんを見た」などとする知人らの証言の信用性を否定。新旧証拠を総合した結果、再審開始の決定を出した。
名古屋高裁での異議審で、検察側は「刺し傷は後に収縮などして変化することもあり、第3の刃物は存在しない」と反論。「車の血痕は清掃や太陽光による変性で消失した」などとしていた。
さらに、検察側は「供述の変遷にも合理的な理由があり、信用性に影響しない」と改めて主張。これに対し、弁護側は「関係者の供述は警察、検察による虚構の産物だ」としていた。
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