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(回答先: おばの自宅を張り込まない飯田警察署の初歩的大失態 投稿者 けたぐれ后王 日時 2013 年 2 月 11 日 18:41:40)
事件報道の詳細が少ないので、私も警察の得意技――見込み捜査ッぽいやり方で警察の大失態と書いたが、現実には死亡推定時刻はまだ報道されていない。またストーカー被害者がコンビニ駐車場で身柄を確保された時刻の報道もない。これなど、記者が警察に聞けば、確実記事にできるはずなのだが・・・。
そいうわけでKさんの死亡推定時刻が当日午後3時前なら、飯田警察署の失態はかなり軽減する。もちろん私の見込み推理は、ストーカー被害者がコンビニ駐車場で警察に身柄を確保された以後、ストーカー被害者に逃げられたストーカー加害者が逆上してストーカー被害者宅へ舞い戻り、その後犯行に及び・・・というものだ。もちろん確率的にはかなり低いが全く無関係の人間の犯行がたまたまその日に一致したという可能性も排除すべきではない。
さて以下の転載記事に【全国の警察は対応を強化している。福岡県警の捜査関係者は「放っておいて後で批判されるなら容疑者を逮捕してしまった方が良いというのが今の流れ」と明かす。】とある。結果的に2人の死亡者を出した今回の事件への飯田警察署の対応はその「今の流れ」に乗り切れていないのは明白である。
☆追記:NHKドラマ『シングルマザーズ』とかでDVが真正面から取り上げられていた。生活安全課の署員もこういうドラマを見ておいた方がいい。
▼連載:新たな扉を・上/告訴を阻む 報復の恐怖/ストーカー規制
2013年01月09日
http://mainichi.jp/area/news/20130109sog00m040003000c.html
福岡県内で昨年、1人の女性が性的暴行の被害にあった。朝、自宅を出たところを男に襲われ、自宅内に押し戻されて頭を殴られ、鉄アレイで背中を殴られたうえ、暴行された。
福岡県警は男を逮捕した。だが、女性は事件前の約1週間の間に4回「男につきまとわれているので怖い」と警察署に助けを求めていた。男は、女性のかつての交際相手。女性へのつきまといと暴力を裏付けるメールも送っていた。「本気で今は会いたいです。(中略)もう殴ったり絶対に絶対に絶対に無いからさ」。そして出勤時を待ち伏せした。
警察署は対応していた。署によると、女性にはストーカー規制法に基づいて男に警告したり、逮捕できることを説明したりし、調書の作成を始めた。だが「やっぱりいい」「事件化してほしい」「警告がいい」などと女性が揺れ、結局告訴しなかったという。
相談に訪れた女性を署員が自宅に送り届け、周囲を調べて無事を確認した翌日、女性は襲われた。「ストーカー規制法は本人の告訴が必要な親告罪で、本人の意思が固まらないと何もできなかった。被害に遭ってしまい、残念で忸怩(じくじ)たる思い」。捜査を担当した警察署幹部は唇をかんだ。
元夫から暴力を受けた女性たちは、共通して告訴の難しさを指摘する。九州地方に住む50代女性は「当時は逃げ出したかったが、うつみたいな状態で我慢するしかないと思っていた。警察に訴えることが考えられなかった」と振り返る。
自治体の母子寮(シェルター)に避難した東京都の女性(37)は「告訴すれば、報復される恐怖が常にある」と語る。「夫や交際相手には勤務先や友だち、家族の住所などすべての個人情報を知られている。逃げる選択肢はなくなる」と追い詰められる心境を説明した。冒頭の被害に遭った女性を、こう思いやる。「告訴をしなかったのではなくできなかったのだと思う。あなたは悪くない、と声をかけてあげたい」
警察が把握しながら、ストーカー行為が凶悪事件にエスカレートするケースは後を絶たない。
▼連載:新たな扉を・上/告訴を阻む 報復の恐怖/ストーカー規制
2013年01月09日
http://mainichi.jp/area/news/20130109sog00m040003000c2.html
埼玉県桶川市で99年に女子大生が刺殺された事件は、埼玉県警が告訴を放置していたことが発覚。長崎県西海市で11年に2女性が殺害された事件は、2人の家族が出していた被害届の受理を千葉県警が先送りにしたとして批判された。こうした反省から、全国の警察は対応を強化している。福岡県警の捜査関係者は「放っておいて後で批判されるなら容疑者を逮捕してしまった方が良いというのが今の流れ」と明かす。
それでも事件は起こる。交際相手や近親者の性暴力から女性を守る策はないのか。手立てを探った。
◇
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