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(回答先: 名張毒ぶどう酒事件/映画「約束」2月16日に封切り!/東京・渋谷ユーロスペースで上映へ 投稿者 gataro 日時 2012 年 12 月 21 日 21:02:21)
奥西さんの無実信じて 俳優・仲代達也さん
「救援新聞」 2013年1月5日号 インタビュー記事から抜粋
「覚悟」持ち出演
―この映画に出演するきっかけについて
名張毒ぶどう酒事件は、僕が29歳のときに起こった事件で、よく覚えています。2年半前、東海テレビさんが「毒とひまわり」という名張事件のドキュメンタリーを制作されまして、僕がナレーションを担当しました。そんなことから、この度の『約束』に出演させていただくことになりました。
役者としての60年のなかでは、裁判に関わる作品もずいぶんありましたが、『約束』は、役者白身が奥西さんの無実を信じていなければできません。出演させていただくにあたって、真実を見極めようと、事件に関するさまざま資料を読み、報道を見て、いろいろ勉強しました。ですから、「奥西さんは無実だ」という固い信念のもとに、演じることができました。
役者は、いろんな役をやります。が、やりたくない作品もあるんです。シナリオが面白くないとか、主役であっても、「この役はちょっと…」と断ることもあります。どこで決めるかというと、共感できる部分があるかどうかということなんです。
僕が「よし、やろう」と思ったのは、奥西さんが「恩赦を受けたくない」と言ったことですね。恩赦を受ければ、犯人であることを認めて、「だから許してくれ」ということですよね。それを受けないという点で共鳴しました。
奥西さんの母親役を演じた樹木希林さんも、「これをやるのは非常に重たい」と言い、「冤罪だと確信をもたなければできない」とおっしゃってました。
スタッフから、この映画は奥西さんの冤罪を晴らすために作っていると聞きました。テレビ界でも映画界でも、体制側に批判的な人は抹殺されることがあるんです。出演している役者は、相当な覚悟を持って出ているはずです。僕がこの映画に出るということは、僕が街頭に立って、「奥西さんは無実だ」と叫ぶのと同じですよ。
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事件の概要と経過についてはこちらが詳しい。 ⇒
名張毒ぶどう酒事件 奥西さんを守る東京の会
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nabari/
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