http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/664.html
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それほど関心がある事件ではなかったが、主犯格の自殺が起きると話が違ってくる。
転載した記事の二番目のなかに、「角田(すみだ)美代子容疑者(64)が県警本部(神戸市中央区)の3階留置場で死亡したと発表した。布団の中で首に長袖Tシャツを巻き付けて結んでいた。美代子容疑者は留置場で「死にたい」と漏らしていたという。」という内容がある。
布団のなかでということは、寝た状態で首に長袖Tシャツを巻き付けて自殺を図ったことを示唆する。寝た状態であれば、ただでさえ力が発揮できない。
また、自分で自分の首を絞めればわかるが、意識を失う前に苦しくなって手を離してしまう。さらに、もっと頑張れたとしても、死ぬ前に意識を失ってしまい、首を絞め続けることはできなくなる。
本気で死ぬ気なら、意識を失っても首が絞まり続けるように、鉄格子などに布をひっかけるくらいの対応をするだろう。
警察の失態なのか意図的な振る舞いなのかはわからないが、警察の監視態勢も、実に杜撰である。
「県警留置管理課によると、美代子容疑者は10月22日から11月2日、計4回にわたり課員に「死にたい。どうやったら死ねますか」と話していた。不眠を訴え、睡眠導入剤も服用していた。県警は特別要注意者として、細かい行動を記録するなど監視を強化していた」という。
それでも、規定通りに1時間に4回の巡回しかしていない。
尼崎連続変死事件そのものについても、地域の警察組織が、事件関与者たちの“異様な振る舞い”を知らなかったはずがないのである。
ウワサはすぐにはびこるから、勝手気ままで暴力沙汰を起こしてまでやりたい放題で生活している連中がいることくらいは認識していたはずなのである。
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<尼崎連続変死>事件の真相闇に 美代子容疑者自殺
毎日新聞 12月12日(水)11時51分配信
兵庫県尼崎市の連続変死事件の中心人物とされる角田(すみだ)美代子容疑者(64)の突然の自殺は、犠牲者の遺族や知人らに大きな衝撃を与えた。事件の核心を語らないまま自ら命を絶ったことに対して、「本当のことを話してほしかった」「事件の真相が闇に葬られてしまう」などと落胆する声も上がった。識者からは「自殺を防げなかったのは警察の大きな失態だ」という指摘が出ている。
尼崎市の民家の床下から遺体で発見された仲島茉莉子(まりこ)さんと角田瑠衣容疑者(27)姉妹の父は「残念です。ものすごくいろいろなことがあったから一言二言では言い表せない。(美代子容疑者には)全部しゃべってほしかった」と目に涙を浮かべ声を絞り出した。
一緒に遺体で見つかった安藤みつゑさんの弟(64)は「真相が分からなくなってしまった。姉の命は勝手に奪われたのに、自らの意思で死を選ぶなんて自分勝手。生きて罪を償ってほしかった」と悔しそうに話した。
美代子容疑者らに殺害されたとされる橋本次郎さん(当時53歳)がかつて勤めた尼崎市内の会社の元社長(65)は「ようやく捜査が始まったというのに、肝心なことが分からず残念だ」と声を落とした。橋本さんが5年前に東京に逃げた際に世話をした男性(52)は「まさか自殺するとは。これで全てが闇に葬られた」と驚いた様子で話した。
高松市の倉庫の地中から遺体で見つかった皆吉ノリさんの知人女性(64)は「裁判を受けて本人の言葉で真相を語ってほしかった。全てを知っている人間が死んでしまっては、亡くなった人たちが報われない」と話した。
茉莉子さんらの親族で、香川県綾川町に住む70代男性は「どうしてなのか……。美代子容疑者には真実を語る責任があった。思いがけないことばかり続く」と驚いていた。【向畑泰司、宮武祐希、藤顕一郎、山田毅、伊藤遥】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121212-00000034-mai-soci
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尼崎連続変死:美代子容疑者が自殺 「死にたい」漏らす
毎日新聞 2012年12月12日 12時08分(最終更新 12月12日 12時59分)
兵庫県警は12日、尼崎市の連続変死事件で殺人容疑などで逮捕した角田(すみだ)美代子容疑者(64)が県警本部(神戸市中央区)の3階留置場で死亡したと発表した。布団の中で首に長袖Tシャツを巻き付けて結んでいた。美代子容疑者は留置場で「死にたい」と漏らしていたという。県警は自殺とみており、司法解剖するなどして詳しく調べる。
兵庫・香川両県警合同捜査本部は、計6人の遺体が見つかっている一連の事件は美代子容疑者が主導したとみており、死亡は全容解明に影響しそうだ。
県警によると、美代子容疑者は3人が入る留置場の東側で就寝していた。美代子容疑者が寝息を立てていないことに女性巡査長が気付き、12日午前6時21分、当直の男性警部補が確認したところ、意識がなかった。同7時15分に搬送先の病院で死亡が確認された。
県警留置管理課によると、美代子容疑者は10月22日から11月2日、計4回にわたり課員に「死にたい。どうやったら死ねますか」と話していた。不眠を訴え、睡眠導入剤も服用していた。県警は特別要注意者として、細かい行動を記録するなど監視を強化していたという。
この日、女性巡査長は規定通り1時間に4回巡回した。美代子容疑者は鉄格子から1メートル弱の位置に頭を置く形で寝ており、鉄格子の外から寝息など様子を確認できたという。
午前5時55分の巡回で、美代子容疑者は布団を首付近までかけ、首元に黒い長袖Tシャツを掛けていたが、寝息を確認した。しかし、同6時10分に寝息がない感じがして異常に気付いたという。
美代子容疑者は前日の11日午後7時46分に取り調べから留置場に戻り、同8時35分に課員が「体調はどう?」と聞くと、「大丈夫です」と答えたという。
美代子容疑者は昨年11月、大江和子さん(当時66歳)がドラム缶詰めの遺体で見つかった事件で逮捕、起訴された。今月5日、岡山県の海に遺棄された橋本次郎さん(同53歳)に対する殺人などの疑いで再逮捕された。合同捜査本部によると、美代子容疑者は再逮捕の際、「悪いのは全て私です」と話していた。【山口朋辰】
http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000e040161000c.html
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