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全銀行でネットバンキング「偽画面」の被害調査 金融庁
大手銀行のインターネットバンキングで偽画面を使った不正送金事件が相次いでいる問題を受け、金融庁は1日までに全ての銀行に被害の有無に関する報告を要請した。金融庁は今のところ銀行のシステムに問題はないとみているが、被害拡大を防ぐため、偽画面の情報について利用者への周知徹底も求めた。
金融庁によると、銀行のホームページ自体に異常は見当たらず、ウイルスに感染したパソコンでアクセスした場合のみ被害が発生しているもよう。顧客がネットバンキングにログインした後に、暗証番号を再確認する偽画面が現れるという。顧客が暗証番号を入力すると、番号を盗み見られて預金を不正送金されてしまう。金融庁は不正防止策の研究も急ぐ。
一方、全国銀行協会は加盟行に「顧客への注意喚起を徹底してほしい」との通達を出した。大手行から「今は顧客に自衛してもらうしかない」と対応に限界を認める声も漏れる。これまで三井住友銀行、みずほ銀行などで偽画面を使った不正送金が発覚している。
[日経新聞11月2日朝刊P.4]
カード会社でも偽画面 楽天銀では不正送金の被害
大手銀行のインターネットバンキングの偽画面を使った不正送金問題で、楽天銀行でも類似の手口で数十万円が不正送金されていたことが1日、同社への取材でわかった。またカード会社の三菱UFJニコスで顧客数人から、住信SBIネット銀行では顧客2人から偽画面が表示されたとの情報が1日までに寄せられたが、両社での不正送金は現時点で確認されていない。
警察当局は不正アクセス禁止法違反などの疑いがあるとみて調べる。
楽天銀行によると、顧客専用サイトに入った後、暗証番号や合言葉などを入力させる偽画面が表示され、顧客1人が誤って個人情報を入力した。直後にこの顧客の口座から数十万円が不正送金されていたという。
三菱UFJニコスでは、カード会員向けページにログインした直後、「お客様の秘密の情報を入力してください」という偽画面が表示されたことを確認。住信SBIでもネットバンキングの顧客サイトに入ろうとする際、IDや暗証番号を入力させる偽画面が表示されたという。
[日経新聞11月2日朝刊P.43]
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