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遠隔操作ウイルス 犯人特定1%の望み 足取り不明 殺人予告、警察挑発とヤリ放題
http://gendai.net/articles/view/syakai/139152
2012年10月17日 日刊ゲンダイ
他人のパソコンを乗っ取って違法な書き込みをする「遠隔操作ウイルス」が暴れまくっている。爆破や殺人の予告だけでなく、「警察・検察に醜態をさらさせてやりたかった」と挑発するなどやりたい放題だ。警察は犯人の特定に必死だが、果たして逮捕できるのか。
「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)」によれば、捜査を阻む障害が考えられるという。
「警察がどんな手がかりをつかんでいるかわかりませんが、通信分野での捜査ではサーバーに残ったIPアドレスをたどっていくしかありません。しかし今回の犯人は海外の複数のサーバーを経由して書き込みを行っている。それらのサーバーをひとつずつ調べて大本の発信者に行き着くわけですが、問題は途中のサーバーが『ログ』を残していない場合です。ログはいつ、誰が、どんな情報を発信したかの記録で、これを残さないように設定したサーバーがひとつでもあれば、そこで足取りは完全に途切れてしまいます」(情報セキュリティ技術ラボラトリーの青木眞夫研究員)
<世界の協力は得られるのか>
国際問題も絡んでくる。
たとえば北朝鮮のサーバーを経由した場合。サーバーにログが残されていたとしても、同国に「ログを提供しない」と拒否されれば、日本の警察は手も足も出せない。
メディア評論家の木村宏之氏が言う。
「残念ですが、犯人逮捕は99%無理でしょう。犯人は世界のあちこちにある80〜100カ所のサーバーを経由しているはず。しかもサーバーに入るときと出るときに虚偽のIPアドレスを使っていると考えられます。要するに入り口も出口もウソだらけ。世界中のサーバーをしらみつぶしに調べないかぎり犯人に到達できないと思います」
万事休す。迷宮入りは確実だが、警察はたくましい。「遠隔ウイルスを野放しにはできない」とか言って、巨額の予算を要求しかねないのだ。
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