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文書紛失を隠す狙いでニセ裁判 札幌地裁の書記官
札幌地裁の30代の男性書記官が民事訴訟を簡裁に移送する文書を紛失したことが発覚しないようにするため、被告に呼び出し状を送るなどして、偽の裁判を開かせる隠蔽工作をしていたことが12日、分かった。
札幌地裁は戒告の懲戒処分とし、書記官は同日付で辞職した。
工作によって札幌地裁の訴訟として第1回の口頭弁論期日が入ったため、7月に偽の裁判が開かれた。ともに事情を知らない裁判官と原告側の弁護士が出廷。原告側は裁判で訴状を陳述し、被告側は姿を見せなかったが、答弁書を提出した。
地裁は原告、被告の双方に謝罪した。今後、簡裁に移送され、やり直される。
地裁によると、書記官は1月に移送決定書などを紛失。4月ごろデータシステムに「移送」と記録されているのを削除し虚偽の期日を入れていた。地裁は「公文書偽造などには当たらないと考えており、刑事告発の予定はない」としている。
[日経新聞10月13日朝刊P.43]
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