http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/460.html
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検察が捜査で手足となってくれる県警を見限ることはないと思っていたが、検察は、西岡容疑者をいよいよ起訴したという。
殺人罪なので裁判員裁判になるはずである。
阿修羅の事件板を読む人が当該裁判の裁判員に選ばれる可能性は極端に低いと思うが、今後も、少しでも援護射撃を続けていきたい。
転載する毎日新聞と朝日新聞は、起訴に関する記事の中で、容疑者が殺害後に盗んだUSBメモリーを殺害現場に置く工作を行ったとするリーク情報を書いている。
毎日新聞によると「別の部屋で盗んだUSBメモリーを殺害現場に置くなど、自分が疑われないよう工作を重ねた姿が明らかになる一方で、現場への侵入方法など未解明の点も多い。県警はマンション内での窃盗事件を含め、捜査を続ける」とある。
事件後様々なリーク情報が飛び交うなかでもまったく出てこなかったUSBメモリーなる物証が突然浮上し、それが殺害現場に置かれていたという情報がまことしやかに語られるのだろうね。
USBメモリーを突然出してきた目的は、殺人と住居侵入で逮捕して取り調べができる期限が来たため、新たに窃盗罪を持ち出して取り調べを続行するためであろう。
言い換えれば、現段階で、公判に耐えられるほどの“自白”や“物証”が得られていないということだ。
既報や今回の朝日新聞の記事でもリークされてきたように、警察や検察の取り調べでも、容疑者は、「盗みの目的で侵入し、(長谷川さんに)気づかれたので刺した」と計画性はなく突発的に意図せぬかたちで殺人を犯したとされている。
さらに、被害者は外来者で部屋の主は他にいるとも認識していたとも言われている。
そのような経緯で人を殺しておいて、自分以外の犯行と思わせるため、わざわざ自分の部屋に戻りUSBメモリーを探し出し、殺害現場に戻って置くというプロの殺人屋でもリスキーと考えるような後始末方法を容疑者が実行したと言い張る検察官は、思考回路が飛んでいるか“冤罪づくりのプロ”のいずれかと言わざるをえない。
その一方で、「浦安市内の側溝で見つかった長谷川さんの携帯電話については「通信履歴などを見て、自分の指紋がついたので捨てた」などと話している」という内容が書かれている。
盗んだとするUSBメモリーは、いつ盗んだか知らないが、盗んだ後も自分の指紋が付かないよういつも慎重に取り扱い、殺害の日も、これまで絶対にUSBメモリーに指紋がつくような扱い方はしていないと確信して殺害現場に置いたとでも、千葉地検は言うのかい。
盗んだUSBメモリーをわざわざ偽装工作のために持ち込むというほど容疑者が、「自分の指紋がついた」と考えた携帯電話を、直線距離で1kmほどしか離れていない側溝に捨てるというのも落差が大きすぎる話だろう。
遺体を運ぶわけではないのだから、犯罪のプロ並みの発想をしない人でも、鞄やポケットに入れて持ち運び、都内の盛り場などで遺棄するだろう。
窃盗自体がウソだろうが、「長谷川さんがいた部屋では、マンションの別の部屋に住む男性のUSBメモリーが見つかった」というのなら、検察・警察は、その男性が殺害事件に関与した疑いはないことを説明すべきだろう。
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浦安の女性殺害:未解明残し起訴 西岡容疑者、盗んだUSB置き工作 /千葉
毎日新聞 2012年07月13日 地方版
浦安市のマンションで、仙台市宮城野区の看護師、長谷川かなえさん(当時23歳)を刺殺したとして逮捕された西岡大志容疑者(26)が12日、殺人と住居侵入の罪で起訴された。別の部屋で盗んだUSBメモリーを殺害現場に置くなど、自分が疑われないよう工作を重ねた姿が明らかになる一方で、現場への侵入方法など未解明の点も多い。県警はマンション内での窃盗事件を含め、捜査を続ける。
これまでの浦安署捜査本部の調べに対し、西岡容疑者は盗み目的で長谷川さんが寝ていた部屋に侵入し、「気づかれたため刺した」と供述している。
捜査関係者によると、長谷川さんを殺害後、西岡被告はわざわざ自室にUSBを取りに帰り、再び現場に戻って残したとみられる。また、浦安市内の側溝で見つかった長谷川さんの携帯電話については「通信履歴などを見て、自分の指紋がついたので捨てた」などと話しているという。
西岡被告はマンション内でUSBを盗んだことを認めており、郵便受けから合鍵を盗み出す手口で侵入したとみられている。現場のマンションでは事件前、複数の部屋が物色される窃盗被害があり、県警が関連を調べている。
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120713ddlk12040120000c.html
千葉・浦安の看護師殺害、殺人罪で起訴 容疑の会社員[朝日新聞]
千葉県浦安市のマンションで4月末、看護師の長谷川かなえさん(23)が殺害された事件で、千葉地検は12日、会社員の西岡大志容疑者(26)=同市北栄3丁目=を殺人と住居侵入の罪で起訴し、発表した。西岡容疑者は第三者の犯行に見せかけるため、マンションの別の部屋から盗んだUSBメモリーを現場に置いていたといい、地検は窃盗罪で追起訴する方針。
捜査関係者によると、長谷川さんがいた部屋では、マンションの別の部屋に住む男性のUSBメモリーが見つかった。西岡容疑者は調べに「以前、別の部屋に空き巣に入って盗んだ」「別の住民の犯行に見せかけようとした」と供述したという。また、西岡容疑者には遊興費で百数十万円の借金があったとされ、「盗みの目的で侵入し、(長谷川さんに)気づかれたので(台所にあった包丁で)刺した」とも話しているという。
http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY201207120375.html
西岡容疑者を起訴 包丁いまだ見つからず 浦安看護師刺殺[千葉日報]
2012年07月13日 10:06
浦安市北栄のマンションで4月、仙台市の看護師、長谷川かなえさん(23)の刺殺体が見つかった事件で、千葉地検は12日、殺人と住居侵入の罪で同じマンション5階に住んでいた会社員、西岡大志容疑者(26)を起訴した。西岡被告は殺人容疑で送検されていた。
起訴状などによると、西岡被告は4月30日午前4時半ごろ、マンション2階の部屋に玄関から侵入した上、部屋に1人でいた長谷川さんの左胸を包丁(刃渡り約16センチ)で刺して殺害したとされる。
同事件は、同日午前8時ごろ、帰宅した部屋の住人男性が左胸を布団の上から刺されて死亡している長谷川さんを見つけて119番通報した。凶器は部屋にあった包丁とされ、西岡被告は包丁と長谷川さんの携帯電話を持ち去っていた。携帯電話は同市内の側溝から見つかったが、包丁は未発見という。
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/90580
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