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“爆弾娘”菊地直子は殺人にならない!元特捜部副部長が見解
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120605/dms1206051541012-n1.htm
2012.06.05 夕刊フジ
地下鉄サリン事件での殺人と殺人未遂容疑で警視庁に逮捕された菊地直子容疑者。事件の全容を解明する今後の取り調べでは、何がポイントになるのか。専門家によれば、殺人罪で起訴できない恐れもあるというのだ。
「サリンの製造を“殺人兵器”として認識していたか否かが焦点となる」と指摘するのは、元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏だ。
まず、犯行当時の役割分担がカギとなる。菊地容疑者はサリンの製造を指揮、監督する立場にあったのか。それとも単に命令を受けた一介の部下にすぎなかったのか。
「主導する立場になく、かつ、人を殺す物質であったとの認識がなかったと供述すれば、殺人罪で起訴できない可能性が生じる」(若狭氏)
菊地容疑者は1995年5月の東京都庁小包爆破事件にも関与した疑いがあり、爆発物取締罰則違反容疑などで逮捕状が出ている。こちらの事件では今後、起訴が濃厚とみられるが、若狭氏は「爆発物取締罰則違反では裁判員裁判にならず、死刑にもならない。国民が関心を寄せる重大事件が、国民が参加する裁判員裁判によって裁かれない可能性がある」とみている。
一方、若狭氏は今回の逮捕劇で、菊地容疑者が捜査員から「菊地か?」と問われ、即座に「はい」と答えた点にも注目している。
「殺人罪の公訴時効撤廃が大きかったのではないか。時効がなくなったことで一生、逃げ続けなければならなくなった」
やはり逃亡していた平田信被告(47)が出頭し、公判が粛々と進むなかで「(菊地容疑者が)あきらめの境地に至り、覚悟を決めていたとも思われる」と分析する。殺人罪の時効撤廃は、逃亡犯を心理的に追い詰める効果を発揮しているようだ。
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