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菊地直子容疑者
元オウム・菊地直子容疑者を逮捕 殺人などの疑い
http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY201206030239.html
2012年6月3日23時5分 朝日新聞
1995年3月の地下鉄サリン事件で、警察庁から特別手配されていたオウム真理教元信徒の菊地直子容疑者(40)を3日、警視庁の捜査員が神奈川県相模原市内で発見した。警視庁は任意同行し、殺人の疑いなどで逮捕した。
警視庁によると、菊地容疑者に似た女性が相模原市内の一戸建てに住んでいるとの情報が3日午前、警視庁本部を訪れた人物から寄せられ、捜査員が張り込みをしていたところ、3日午後8時近くになって女が一人で帰宅。捜査員が「菊地か」と問いかけると、「はい」と答えたという。手配写真などに比べてやせていたが、菊地容疑者に似たほくろが右目の下にあったという。Tシャツにズボン姿で、コンビニのポリ袋を手にしていた。
菊地容疑者は地下鉄サリン事件にかかわったとして、元信徒高橋克也容疑者(54)とともに95年5月から特別手配が続いていた。
教団をめぐる一連の事件で、逃亡中の特別手配容疑者が逮捕されたのは、昨年12月31日深夜に警視庁丸の内署に出頭した平田信被告(47)=爆発物取締罰則違反の罪などで起訴=以来。菊地容疑者が逮捕されたことにより、なお逃走を続けている特別手配容疑者は高橋容疑者だけとなる。
捜査関係者によると、菊地、高橋両容疑者は96年11月中旬まで、ほかの信徒たちと計5人で埼玉県所沢市のマンションで潜伏生活を続けていたとみられる。だが、このうち男性信徒(50)=殺人未遂幇助(ほうじょ)罪で懲役4年=が同11月14日に埼玉県警に出頭し、逮捕される直前、菊地、高橋両容疑者はこのマンションから逃走したとされる。
この際、警察がマンションの一室を家宅捜索したところ、菊地容疑者が書いたとみられるノートが見つかった。ノートには、出頭を選んだ場合と逃亡を選んだ場合のメリット、デメリットを予想した内容がつづられていた。それ以降、菊地容疑者の足取りはわかっていなかった。
一方、17年近く逃亡を続けた平田被告は逮捕後、「事件後、菊地容疑者、高橋容疑者とは一切、連絡を取っていない」と供述。平田被告とともに逃亡した元信徒の女性(49)=犯人蔵匿罪で実刑判決、控訴中=も同様の説明をし、両容疑者の足取りは判明しなかった。
菊地容疑者はサリン製造の中心人物とされる「化学班」責任者の土谷正実死刑囚(47)のもとで実験データをまとめるなど、サリン製造を手助けしたとされる。また、教団前代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(57)=地下鉄サリン事件の殺人罪などで確定=らと共謀し、95年3月20日朝、東京の営団地下鉄(当時)3路線の電車内でサリンを発散させて駅員と乗客ら13人を殺害し、多数の乗客らに重軽傷を負わせた疑いがある。
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