（2012年5月26日午後9時05分）
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/main/581539.html

　少年時の山口県光市母子殺害事件で殺人や強姦致死罪などに問われ、３月に死刑が確定した大月孝行死刑囚（３１）の弁護団は２６日、確定した広島高裁の差し戻し審判決に重大な誤りがあるとして秋にも同高裁に再審請求することを明らかにした。

　主任弁護人の安田好弘弁護士は「１０月ごろには再審請求する方向だ」と述べた。

　犯行当時１８歳１カ月だった大月死刑囚は、一審山口地裁、二審広島高裁で無期懲役とされたが、最高裁は「年齢は死刑回避の決定的事情とまではいえない」と破棄した。差し戻し審判決で高裁は死刑を言い渡し、最高裁も上告を棄却した。
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この件は、私も何かすっきりしないものをずっと感じているケースです。
まるで"犯人"とされた青年が催眠術か何かかけられて、やらされたような気がするのです。 　

コメント
01. 2012年5月27日 11:06:13 : swlnfR07HU 死刑囚本人の無罪主張ではないのだからこの件で再審すべきではない。 少年法も見直しすべき。そもそも強姦殺人をするような故意犯は少年とはいえない。
02. 2012年5月29日 22:17:48 : Q5D5fFKwyw ずっと気なる気持ちの悪い事件です。 「強姦殺人」だから、なんでもいいというものではないと思います。 ドラエモンだの何だのと、「奇妙な強姦殺人」だからこそ、差し戻し審判決に重大な問題があれば、再審で明らかにするべきです。 権力犯罪が堂々とまかり通る現在、こうした病気の範疇にある未熟な人間を「国家が見せしめのようにして執行する」などというのは、あまりに稚拙。 この件は、私は、優秀な精神科医が精査する必要があると思っています。弁護団に女性も加わる必要があると思います。あえて言えば「強甘殺人」。 安田好弘氏の苦闘には頭が下がります。

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