http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/302.html
Tweet |
ラブホでSEXは焼死と隣り合わせ
http://gendai.net/articles/view/syakai/136555
2012年5月14日 日刊ゲンダイ
広島 7人死亡でハッキリした
<防災システムのプロが危険度を徹底検証>
日曜(13日)の早朝に広島県福山市で発生したホテル火災は、男女7人が死亡する惨事となった。
なぜかメディアは伏せようとするが、現場のホテル「プリンス」は風営法に基づく正真正銘の「ラブホテル」だ。
1985年の営業開始以来、昨年9月に市の防災査察で排煙や非常用照明の不備などが「建築基準法上、不適格」と指摘されたほか、過去4回も行政指導を受けた“札つき″。起こるべくして起きた悲劇だった。
「ラブホは一般のホテルと比べて、火災の危険度が極めて高い」と断言するのは、防災システム研究所の山村武彦所長だ。こう続ける。
「密室ムードと引きかえに危険を放置するケースが目立ちます。例えば窓。多くは目隠しして壁と一体化するようにふさいでいます。消防法では地下と同じ『無窓階』となり、排煙や感知器などの規制が厳しくなりますが、コスト削減のために防災査察の時期だけ目隠しを外す。規制逃れが横行しているのです」
いざ火災が発生しても窓がない。あっても位置が分からない。そのため、逃げ遅れる恐れが高いという。今回も窓に内側から板が張られていた。
現場のラブホは木造部分に鉄筋部分をつなぎ合わせた構造だった。古いラブホに多い、こうした「継ぎ足し建築」も危ない。
「公共施設の避難路は2方向が原則。バルコニーや廊下の両端に非常口があるのが理想ですが、継ぎ足し建築は接続部分で廊下やバルコニーが分断されていることが多い。そもそも、ラブホ内は迷路のようなつくりが多く、避難路が分かりにくい。料金を払わずに逃げる客を阻止するため、非常口を施錠したままのところまであります」(山村氏)
15日のラブホは、スプリンクラーも設置されておらず、4階建て延べ1400平方メートルを全焼した。スプリンクラーの設置義務は、延べ6000平方メートル以上、あるいは11階建て以上の建物から。これだけ巨大なラブホはマレだ。
最近は料金の精算が終わるまで客室のドアが開かない、料金後払いのラブホも増えている。客室内の自動精算機で料金を払えばロックが外れるシステムだが、一刻を争う災害時に大丈夫なのか。
「火災報知機と連動して開錠するようになっていますが、それを義務付ける法律はありません。ラブホは報知機の誤報が多い。性交渉中に報知機の音が鳴り響けば、当然クレームも増える。そんな苦情が嫌でハナから火災報知機のスイッチを切っているケースも多いと聞きます」(山村氏)
ラブホでのセックスは死と隣り合わせ。「たまには女房と気分を変えて」なんて軽い気持ちで利用すると、取り返しのつかない目に遭うと覚悟した方がいい。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 日本の事件30掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。