http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/238.html
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#どうしても、大衆市場では、酸っぱいレモン(安くて危険な粗悪サービス)が、高価だが安全な方を駆逐する傾向がある
深夜の長距離高速バスの場合、運転手2名義務付けにしたり 顔・視線監視装置などで、脳機能が低下したらアラームを鳴らし、自動的に車が止まるシステムの設置を義務付けるなど
何らかの安全規制が必要になるだろう
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201204300002.html
下請け運行「経営ギリギリ」 関越道の7人死亡事故
衝突事故の現場では、高速バスの座席が散乱していた=29日午前11時9分、群馬県藤岡市岡之郷、吉本美奈子撮影
安さと手軽さで急成長してきた高速ツアーバス業界。群馬県内の関越自動車道上り線で高速バスが防音壁に衝突し、多数の死傷者が出た事故を起こした運転手は「居眠りしていた」と話しているという。競争の激化で安全面へのしわ寄せの懸念が高まり、国が新たな対策を始めようとしている矢先の惨事だった。
朝日新聞デジタルに特集「格安バス、競争激化」
「格安! 快適! 高速バス!」。今回のツアーを企画した「ハーヴェストホールディングス」(本社・大阪府豊中市、大屋政士社長)のホームページには、そんな言葉が躍る。首都圏や関西と東北・北陸・九州などを結ぶツアーが100以上並んでいる。
金沢と東京ディズニーリゾートを結ぶツアーは、曜日によって値段が変わるものの、片道3千円からと格安だ。事故にあったバスが出発した28日夜発の便は3500円で、鉄路でJRを利用すると1万円を超す区間。この区間でJRバスが運行している路線バスも最低で5千円する。
2010年3月にJRの寝台特急「北陸」と急行「能登」が廃止されて以降、北陸地方では特に価格競争が激しくなっている。あるバス業者は「十数年前にはバス1台あたり30万円ほどで委託を受けていたが、最近では約20万円まで下がった」と嘆く。事務経費を削り、「ギリギリの経営」をしているという。
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201204300054.html?ref=rss
「起きると思っていた事故」 TDRでバス運転手に聞く
「いつか起きると思っていた」「起こるべくして起きた事故」。多くのツアーバスが駐車場で帰りの客を待つ東京ディズニーリゾート(TDR)で、運転手たちは業務の過酷さを口にした。
関越自動車道で死亡事故をおこしたバスと同じ石川県を前夜に出発、29日早朝に着いた男性(45)は、もう1人の運転手と2時間おきに交代しながら運転してきた。「それでも、事故が起きた時間帯はいつも眠くなる。どれだけ寝ても体のバランスが取れない」
やはり北陸地方から来た男性(47)は「1人では負担が大きすぎる。2人で交代しないと無理」と話す。しかし「大型連休やお盆は運転手が足りない。ふだんは2人で走っていても、この時期だけは1人で走る会社も出てくるのでは」。
甲府市から早朝、約40人を運んだ40代の男性は、駐車場に並ぶ関西や北陸地方のナンバーのバスに、運転手が1人でいるのを見かけることがある。「道中の仮眠をどうしているのだろうと思っていた」
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