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乗客106人が死亡した福知山線脱線事故で、JR西日本の山崎正夫前社長(68)の無罪判決を受け、遺族4人が11日午後、神戸市内で記者会見した。遺族らは一様に沈んだ表情を見せ、「まだ終わったわけではない」と検察側の控訴に期待した。
被害者参加制度を利用して全公判に臨んだ上田弘志さん(57)は判決の瞬間、全身の力が抜けたという。「これまでの裁判は何やったんや」。早口で判決文を読み進める裁判長の声は耳に入らず、厳しい表情を崩さない前社長に怒りが込み上げた。
次男昌毅さん=当時(18)=の遺影と一緒に持参した9冊目のノートには前夜、「有罪しかあり得ない」と記していた。検察官の後ろの席で判決を聞きながら、上田さんは「死ぬまでJRとたたかう」と大きくノートに書き足した。
長女容子さん=同(21)=を亡くした奥村恒夫さん(64)は会見で「重い、つらい一日だった」とつぶやき、「有罪にならないと安全対策がおろそかになる」と語気を強めた。
以上
2012年1月11日時事通信 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-11X184/1.htm より貼付け
この判決を受け、弁護士の郷原信郎氏は、twitterで、
「JR西日本山崎前社長に無罪判決は、予見可能性の面から、当然の結果だと思う。
昨日、朝日放送「キャスト」でも言ったように、企業活動に伴う事故の問題を刑事罰中心に
解決しようとすることに根本的に無理がある。
真相解明と原因分析のための被害者・遺族の参加する新たな場を作ることが必要だろう。」
と述べている。
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