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ハンナン牛肉偽装:元会長上告審、2審判決見直しの可能性
BSE(牛海綿状脳症)対策を巡る牛肉偽装事件で、詐欺と補助金適正化法違反、証拠隠滅教唆の罪に問われた食肉卸大手「ハンナン」(大阪市)元会長、浅田満被告(73)の上告審で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は弁論を来年2月27日に開くことを決めた。
最高裁は2審判決を見直す場合に弁論を開くため、三つの罪の成立を認めて懲役7年とした大阪高裁判決(08年3月)が見直される可能性が出てきた。
毎日新聞 2011年12月20日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111220ddm041040143000c.html
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牛肉偽造事件:「ハンナン」元会長の上告審 来年、弁論へ
BSE(牛海綿状脳症)対策を巡る牛肉偽装事件で、詐欺と補助金適正化法違反、証拠隠滅教唆の罪に問われた食肉卸大手「ハンナン」(大阪市)元会長、浅田満被告(73)の上告審で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は弁論を来年2月27日に開くことを決めた。最高裁は2審判決を見直す場合に弁論を開くため、3つの罪の成立を認めて懲役7年とした大阪高裁判決(08年3月)が見直される可能性が出てきた。
1、2審判決によると浅田被告は01〜02年、BSE対策の国産牛肉買い上げ事業を利用し、大阪府食肉事業協同組合連合会などを通じて、全国食肉事業協同組合連合会に買い上げ申請した中に、事業対象外の肉を混入。約9億6100万円を詐取したほか、補助金約5億8300万円の交付を不正に受けた。発覚防止のため部下に関係書類を裁断させた。
事件を巡っては、証拠隠滅罪で有罪が確定したグループ会社元幹部らについて、裁断したとされる書類が見つかった可能性が高いとして再審が開始した。また、浅田被告側は起訴内容の多くについて無罪を主張していた。【石川淳一】
毎日新聞 2011年12月19日 19時16分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111220k0000m040017000c.html
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