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歌謡人の鎮魂〜そのA/安田南 part1
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/529.html
投稿者 陣中見舞い 日時 2011 年 12 月 20 日 12:07:44: 3pEdi1PI5rkGQ
 

プロローグ:
70年代への鎮魂歌 プカプカ ♪
http://www.youtube.com/watch?v=pz7_Z4vGCkY&feature=related

先ず、こっから始めましょうか。

安田南 in 気まぐれ飛行船 with 片岡義男[1/6]
http://www.youtube.com/watch?v=RaawJZPSla4
安田南 in 気まぐれ飛行船 with 片岡義男[2/6]
http://www.youtube.com/watch?v=4tqG4AiCZGc&feature=related
安田南 in 気まぐれ飛行船 with 片岡義男[3/6]
http://www.youtube.com/watch?v=IzO3GMfHhko&feature=related
安田南 in 気まぐれ飛行船 with 片岡義男[4/6]
http://www.youtube.com/watch?v=JCtEjMMlJtQ&feature=related
安田南 in 気まぐれ飛行船 with 片岡義男[5/6]
http://www.youtube.com/watch?v=ZZx8aa02V5Y&feature=related
安田南 in 気まぐれ飛行船 with 片岡義男[6/6]
http://www.youtube.com/watch?v=vw1Fp5ftVTA&feature=related

この暖かくも艶のある語り声は、もう二度と聴けないのだから・・・。
そしてこれほど、タバコの似合う女もいなっかった。
昭和の「プカプカ」伝説は、ここから生まれるのです。
どのジャンルにも収まり切れない、ミス破天荒よ、永遠に・・・。  

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コメント
 
01. 2011年12月20日 15:59:55 : kwZ5yFNCsw
ええっ?!まだご存命じゃないんですか?
調べてみると、そういう記事はないんですが・・
昨日、山本剛さんと親しいジャズカフェのマスターさんと、
安田さんのレコード聴きながら話をしていて
「もう歌わないんですかね・・」というと、
「山本さんに言うたら、ひょっこりきてくれるかもしれませんよ」
と言われたので、びっくりしつつも、ありうるか〜も・・
と思ったんですが・・・・。

それと、たまげたことには片岡義男氏は女子だったんですね!!
てっきりウェスタン調のなりをしたおっさんかと思ってたんで・・だまされた。
またあとで、じっくり順番にきかしてください。   デシ


02. 陣中見舞い 2011年12月20日 19:55:11 : 3pEdi1PI5rkGQ : T6Lfs97Vgg
おお、オデシさん、

友人達にとっても、彼女の行方は、未だ杳として知れないという事ですね。
彼女が亡くなったとの情報は、唯一、写真家の森山大道氏が一昨年前にしたとされる発言に由来するんだけど、ツイッター上流布しましたね。
その情報を元にすると、亡くなってはや3年となるんですが・・・。
フライングしちゃったかなー?!
片岡は男でしょ?


03. 陣中見舞い 2011年12月20日 21:50:15 : 3pEdi1PI5rkGQ : T6Lfs97Vgg
オデシさん、とってもいい文章を発見した。
ファンにはグッとくるので、全文転載します。
他にもいろんなエピソード満載だから、覗いてみて。

高崎俊夫の映画アットランダム
http://www.seiryupub.co.jp/cinema/2011/09/post-30.html

安田南 いま、いずこ

前回、TBSの深夜放送「パック・イン・ミュージック」のアナウンサーである林美雄さんのことを書いたが、もうひとり、一九七〇年代を駆け抜けていった、忘れがたいパーソナリティーがいたことを思い出した。伝説のジャズシンガー安田南である。

 先頃、『東京人』の3月号で「青春のラジオ深夜放送」という特集が組まれ、「『雑誌の時代』のラジオ」という一文で、山崎浩一が、FM東京の深夜番組「きまぐれ飛行船」のパーソナリティーだった安田南が「番組から謎の失踪を遂げてしまうのだ。そして、なんと三十三年たった今も、彼女の消息は杳として知れないのだという」と書いていた。
 そして、この一文に、坪内祐三が『本の雑誌』5月号の「読書日記」で噛みついたのだ。坪内さんは次のように書いている。
「近代ナリコさん栃内良さんに続いて山崎さんあなたもか。安田南はもう何年か前にガンで亡くなり、ガンで闘病中の彼女を励ますイベント(赤瀬川原平さんや秋山祐徳太子さんらも参加)の紹介記事が某大新聞に載ったというのに。……安田南は不思議なブラックホールなのだろうか。」

 この一節には、やりきれぬような、鈍い衝撃を受けた。そうか、もう、すでに安田南は亡くなっていたのか。

 一九七〇年代の半ば頃だったが、FM東京の月曜日深夜一時から三時まで、「きまぐれ飛行船」というステキな番組が始まった。パーソナリティーは、当時、小説家として活躍を始めたばかりの片岡義男で相方を務めたのはジャズシンガーの安田南だった。このふたりの、まさに、きまぐれというか、とりとめのない会話がなんとも魅力的で、当時、若者に媚びるような、あるいは説教じみたご託宣を語るディスクジョッキーが多かった深夜放送の中では、きわめて貴重な番組だった。まったく、役に立たない、無為そのものを目指すようなノンシャランな雰囲気は、格別なものがあった。

 安田南はすでに当時から、ある種、伝説的な存在で、原田芳雄の十八番(オハコ)である名曲「プカプカ」のモデルであることは広く知られていた。
 安田南は、原田芳雄と同じ俳優座養成所出身で、その後、自由劇場、黒テントの舞台にも立った。当時、『話の特集』の「世直し風流陣」という連載で、小林信彦さんが、黒テントの舞台で阿部定に扮した安田南が歌った「モリタート」(「マック・ザ・ナイフ」)を聴いてあまりのすばらしさに陶然となり、自分もジャズ歌手を目指す妄想にかられる、という爆笑もののエッセイを読んだ記憶がある。

 安田南は、『話の特集』や、当時、創刊されたばかりの『ワンダーランド』(『宝島』の前身だ)にも飾らない、乾いたトーンの魅惑的なエッセイを書いていて、のちに『みなみの三十歳宣言』(晶文社)に収められたのではなかったか。

 LPの『South』『Sunny』は、長い間、私の愛聴盤だった。スタンダード・ナンバー中心で、山本剛トリオがバックを務めているが、『Sunny』のなかに、「赤とんぼ」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」をカップリングしたナンバーがあり、安田南は、日本語の歌の方がよいのではないか、と漠然と思ったりもした。

 それは、初めて聴いた彼女の歌が、映画『赤い鳥逃げた?』の主題歌「赤い鳥逃げた?」と「愛情砂漠」(作詞・福田みずほ、作曲・樋口康雄)だったせいかもしれない。

 安田南が歌う「透かし彫りのように 街がきれいだ」「信じはじめたばかり 風がきれいだな」という「赤い鳥逃げた?」の一節、あるいは「ひとの心は水玉模様 いつも丸くて冷たいね はじけ散るのは夢ばかり」という「愛情砂漠」の一節などは、今、聴いても、心に沁み入ってくるような透明感のある哀しみと切なさ、抒情がある。

「きまぐれ飛行船」に出演していた最後の頃は、記憶があいまいなのだが、急に、安田南に連絡が取れなくなったのではなかったろうか。
 その頃、多分、一九七八年ぐらいだと思うが、安田南が、番組の中で、話している途中で、突然、号泣し始めたので、驚いたのを憶えている。たしか、愛猫が死んだばかりで、急に哀しみがこみあげてきたらしいのだが、数分間も、泣き続ける安田南を、そのまま受け止め、だまって聞いている片岡義男もなかなかすごいと思った。
 安田南の歌からもうっすらと感じとれる、繊細さ、傷つきやすさ、がはっきりと露呈した瞬間だった。

 そういえば、若松孝二監督の問題作『天使の恍惚』(1972)で、横山リエが演じたクラブ歌手、過激な革命戦士は、最初、安田南が演じる予定だったが、クランク・イン直前になって降板したという有名なエピソードがある。
 足立正生は『映画/革命』(河出書房新社)で、安田南は芝居ができないので降りてもらったと語っているらしいが、私が、以前、若松監督から直接、聞いた話では、安田南はシナリオを読んで、作品に対する激烈な批判文を突きつけ、自ら降りた、というのが真相ではなかったろうか。安田南は、俳優座養成所出身で、黒テントの舞台に何度も立っているのだから、演技ができないなどということはありえないからだ。

 結果としては、激しいセックスシーンがふんだんにある『天使の恍惚』は、若松監督の『秘花』などのピンク映画にも出ている横山リエこそふさわしかったようにも思える。なによりも、劇中で彼女が歌う「ウミツバメ」と「ここは静かな最前線」は、鮮烈でわすれがたい印象を残した。

 実は、最近、『天使の恍惚』のサントラ盤(ウルトラ・ヴァイヴ)を入手した。映画用音楽テープからの最新マスタリングとあるが、横山リエの歌う二曲と、中村誠一、森山威男という最強メンバーの第一期山下洋輔トリオが、すさまじいプレイを繰り広げ、絶頂期の日本のフリージャズと最前線の日本映画の奇跡的な遭遇を刻印する、すばらしいアルバムである。
 そして、この中に、「ウミツバメVer.2」(横山リエ+山下洋輔トリオ)という演奏が収められているのだが、歌っているのは、明らかに、横山リエではなく、安田南なのだ。
 恐らく、クランク・インの前に、御手合せのような感じで、吹き込んだ演奏だろうが、こんな日本のジャズ史上、貴重な音源が残っていたことに感謝したいと思う。

 荒涼としたメランコリックな味わいのある横山リエの歌唱と較べると、山下洋輔トリオの壮絶でダイナミックな即興演奏に対峙する安田南は、原曲のメロディアスなバラード風の旋律を完全に壊し、まるでオペラのアリアのような荘厳さで、朗々と歌い上げている。彼女のアルバムでは、聴くことのできない、ある意味では、演劇性を強く感じさせる、安田南の女優としての可能性を垣間見させる、すばらしい絶唱である。 

 この激しくも感動的なナンバーを聴いていると、安田南が主演した<幻の『天使の恍惚』>を見てみたかった、という想いに駆られてしまうのだ。


04. 2011年12月21日 02:09:57 : kwZ5yFNCsw
貴重なものを見つけてくださってありがとうございます。
なんと!!スッテキなトークではありませんか〜〜。はぁ・・・・。
南さんは女らしいエレガントな話し方で魅力的・・・。
ほして、片岡さんはたしかに男ですね(なんで女性の顔写真のってるんだ??)。
ソフトでいい声だなぁ〜。ラジオは聞いた覚えないんです。
片岡さんの小説?「スローなブギにしてくれ」と、
南さんのエッセイ「南の三十歳宣言」は読んだことあります。
片岡さんのはまるですっとんでいますが、
南さんの方は、靴磨きに関する印象的な文章をなんとなく覚えています。
自分はそんなにきちんとした人間ではないが・・と前置きして、
「でも、踵の内側の見えない所を磨いていないような人(女?)とは
お友達になりたくないetc・・」んだそうです。ナルホド・・

サニーとバイバイブラックバード聴いてみました。
すんばらしー歌唱力に表現力!!借り物じゃ無い。やっぱ天才ですね。
カフェのマスターさん(知る人ぞ知る優秀なジャズ評論家らしいです)
も絶賛していました。
因みに私めは「サムフィーリング」てアルバムをもっております。

行方が杳としてわからんゆーのは、それはそれでいいかも・・・です。
あっちへ行ったとは思いたくないです。
ではまたきます。   デシ

おーおー、ご存命の天才・荒木一郎さんも、どっかでまたおねがいいたします。


05. 陣中見舞い 2011年12月21日 05:49:13 : 3pEdi1PI5rkGQ : w1cedWEREc
これを聴くと、
伝聞とは様相が、だいぶ異なるようで・・・。
そんな時代だったんだですな。

第3回全日本フォークジャンボリー・メインステージ占拠の瞬間(音声)
http://www.youtube.com/watch?v=MWL_d7pMte0&feature=related


06. 陣中見舞い 2011年12月21日 06:10:17 : 3pEdi1PI5rkGQ : w1cedWEREc
補足:
ちなみにこんな雰囲気
71フォークジャンボリー
http://www.youtube.com/watch?v=6CeW-gYuoV4&feature=related

メインステージが騒動に巻き込まれる最中、
サブ・ステージでは、この御仁が大熱唱
吉田拓郎−人間なんてライブ71(中津川編集版)
http://www.youtube.com/watch?v=zaBXVZJSkns&feature=related


07. BRIAN ENO 2011年12月21日 08:41:07 : tZW9Ar4r/Y2EU : 2aMGYmhAyE
たしか、西岡恭蔵って、
矢沢の70年代に矢沢の曲の詞書いてませんでしたか?
「成り上がり」に「恭蔵、ありがとう!」なんて、書いてた記憶がありますが・・。

「ドアを開けろ」とか「ゴールド・ラッシュ」の頃かな?

なんか、ピントはずれなコメントすみません・・


08. 陣中見舞い 2011年12月21日 19:39:32 : 3pEdi1PI5rkGQ : 8fYfC5lqIY
ENOさん、間違いないですよ!
このやさしげな西岡恭蔵。

プカプカ  西岡恭蔵 大塚まさじ
http://www.youtube.com/watch?v=JgBxVB-P3zY

しかし、こんなにいっぱいだったとは知らんかった!
歌詞タイム
作詞者 西岡恭蔵
http://www.kasi-time.com/subcat-sakushi-5427-1.html


09. BRIAN ENO 2011年12月21日 20:18:27 : tZW9Ar4r/Y2EU : 2aMGYmhAyE
これなら、
「恭蔵!ありがとう!」ですよ・・

結構長い間、コンビ組んでたんですね・・

矢沢の作詞家結構多いから・・


10. 陣中見舞い 2011年12月21日 22:02:25 : 3pEdi1PI5rkGQ : 8fYfC5lqIY
誰にも親しまれるこの唄だけど、効かせるにゃ、それなりに人生のキャリア要りまっせ。
よって、独断と偏見で、若い子のはほとんどがペケ(笑)

2006当時の平絵里香は、いい線いってるから、またいらっしゃい。(笑)
平絵里香 - プカプカ
http://www.youtube.com/watch?v=_SaDTnsDkHQ&feature=related

これは2000当時だから、そろそろ発酵しとるかな?
【MoM DAD JAM!】09-プカプカ-福山雅治 with Char
http://www.youtube.com/watch?v=kwegFHUgWFs


本人までも入ってる、西岡恭臓トリビュートといきましょうか。

プカプカを歌ってくれた人たち U
http://www.youtube.com/watch?v=-fLL-DQJ28E

Abechan2dattyaさんが 2011/12/01 にアップロード
プカプカを歌ってくれた人たち U、15 分の壁が取れましたので再々アップします。前回アップできなかった人たちの内から私的好みで選んで。画像は当然NHKさんより(手抜工事、あしからず)。
↓ スタート時刻をクリックすればそこから再生します
MC:桑田佳祐さん
00:12 大西ユカリさん
02:58 井上陽水(清水ミチコ)さん
03:45 桃井かおりさん
05:34 石田長生さん
07:06 neko1960さん http://www.youtube.com/user/neko1960
08:05 木村充揮さん×近藤房之助さん
09:44 桃井かおりさん×中村雅俊さん
10:28 桃井かおりさん、のみ「たばこ止めないの」
11:15 月野しずくさん http://www.youtube.com/user/sizukuish
12:08 大槻ケンヂさん
13:15 山崎ハコさん
15:09 西岡恭蔵さん×大塚まさじさん
18:55 エンデング画像---安田南さん


11. 陣中見舞い 2011年12月21日 22:11:26 : 3pEdi1PI5rkGQ : 8fYfC5lqIY
おっちゃんの琴線に触れる逸品
高田渡さん「ぷかぷか」
http://www.youtube.com/watch?v=_iBH3f4tf5Y

12. 2011年12月22日 01:35:03 : kwZ5yFNCsw
すごいのぉ〜〜〜。全部よう聴かんかったけぇ、また来ますね。  デシ

13. 陣中見舞い 2011年12月22日 06:24:40 : 3pEdi1PI5rkGQ : UbpfCc17tc
安田南のステージを、ついぞ一回も観る事が出来なった私は、
今回、他所さんのブログを多用します。
彼女の ’らしさ’が窺がえると思える一文の転載。

放課後倶楽部♪ 2007年10月05日
[今宵の1枚]安田南の1st「South」を聴く
http://bunkasaikibun.hamazo.tv/e826587.html
からの抜粋


1974年リリースの1枚だ。サブタイトルには“Yasuda Minami Live at The ROB-ROY”とある。

「歌手安田南を全く知らない人の為に…」なんて30数年後の今を予期したかのようなライナーノ−ツが奮っているので冒頭だけでもご紹介しておきますね。

『かなり熱心なジャズ・ヴォ−カル・ファンでも、笠井紀美子は知っているが、安田南は知らない、という人が沢山いる。
それならば、例えば、このレコードを収録した、ロブ・ロイで、笠井紀美子が歌う日と、安田南が歌う日とではどちらが大勢の客を呼ぶか、と云えば、これがどちらも同じ、満員になる。』

と書き出しにあった。
所属事務所もなかった安田南のスケジュールなんてインターネットもまともに情報誌もなかった1974年では今より困難を極めたはずなのに、安田南のファンは何処からともなく確実に集まってきたわけだ。
まだレコードを出していなかったにもかかわらずだ。

歌の上手さは当時「お行儀の悪いビリー・ホリデー」とまで言われていた安田南だからわかるというものだ。
歌っている最中に飴を舐めたり、ビールを瓶ごとラッパ飲みしたり、煙草もスパスパなのだからお行儀の悪さは有名だったらしい。
僕の知る安田南さんもいつも酔っぱらっていた時の方が多かった記憶がある。
新宿コマ劇場地下の「カーニバル」でもピアノの横でビールでフラフラしていたような気もする。

しかしデビューアルバムがライブ盤勝負とは随分と大胆な気もする。
念願のデビューアルバムならばスタジオで納得するまでテイクを重ね、中身も練りに練って相当に作りこんだ作品を「これでどうよ!」とばかりに提示するアーティストも多いと思うのだが、彼女の場合はちょっとしたお遊び感覚でライヴ録音したとしか思えない節がある。
普段の場所の普段の雰囲気を大切にして「いつもこんな感じよね」と笑っている気がしてならない。

ライナーノ−ツの“落ち”もリアルでいい。

『安田南はクラブで歌いながら節操もなくあちこちの雑誌に雑文を書いたり、作詩したり、ディスク・ジョッキーで声をからしたり、遠くへ行ってみたりしている。そういう彼女を見かけたら当局へ御一報下さい。
何しろつかまらなくて困っているのだから。』

とあった。
携帯電話なんか無い時代だし、そもそもそんな物は彼女には似合わないに決まっているし持たないはずだ。
だから所在不明としか思えない彼女のサード・アルバム「SOME FEELING」が奇跡的にCDで出たけど「印税は南さんにちゃんと渡るのか?」と不思議でしょうがない。


14. 陣中見舞い 2011年12月22日 07:09:36 : 3pEdi1PI5rkGQ : UbpfCc17tc
これを読むと、むしろ彼女は、
飲んでる自分、ふらついてる自分、号泣してる自分、ありのままの今の自分が、
唄を表現する事にこだわったのではないかとさえ思える。
人によったら、顰蹙を買いますよー。
いや、大概は。(笑)
根っからの表現者にとって、人生そのものがステージだったんじゃないかとね、
強く思える。

茶室の柱に掛かった竹筒、そこにさした花一輪、散った花びらがはらり舞い、畳に落ちる。
それを、小僧が取り払いに行こうとするんだけど、坊主が待てと手で制すの。
花の美は花瓶という世界に限定されるされるものじゃなし、という。
こりゃもう、俳句の世界だ。
話がよう聴き取れなくなった、晩年の志ん生落語の世界だ。(笑)
オーディエンスは、その人の人生を観に行ってる世界だ。


15. 2011年12月24日 02:46:56 : kwZ5yFNCsw
すばらしい分析で〜す。

それで、もしかして俳句やっていらっしゃるんですか?
すご!!
弟子入りしたい!!!(また妄想の世界WWW)
デシ


16. 2011年12月24日 16:54:59 : kwZ5yFNCsw
ありがとうございます。全部ききました。
あんまり・・のは福山さん、陽水さん、桃井さんでしたけど、
あとのみなさん全部オール良かったです。
大西さんうまいですね〜!!
ほいで、木村さん&近藤さんもいいし、月野しずくさん(大注目だわ!)
大槻さんのはもっとロックなのもありまして、そっちが好き。
ハコさんには改めてびっくり。「今夜は踊ろう」もいいなあ・・。
アルバム「十八番」(笑)欲しい〜〜!!
「こんな歌手が、長い間不遇で、コンビ二のアルバイトやってたなんて
日本の芸能界なんてのはろくなもんじゃないですね」とのコメントに頷きました。
「アカシアの雨がやむ時」に行って、梶芽衣子さんのも聴いて、
今度出すという「あいつが好きそなブルース」の元歌・宇崎さんの聞いて、
急に思い出した下田逸郎さんに飛んで「あの時はどうも」に捕まって笑いました。
この人も黒テントだかに関係するんですね。
おどろおどろしい歌を蘭妖子さんなる人と歌ってました。(根津さん今何処?)
とりとめなくてごめんなさい。懐かしすぎてノスタル浸ってました。
髭の酒飲みじいちゃんも味がありました。
で、あのれいのこもりうた、歌詞がどっかに載ってるんですかね。
気になる箇所があって・・・。
ではまた。   デシ


17. 陣中見舞い 2011年12月24日 19:10:11 : 3pEdi1PI5rkGQ : LPG2f6QbVg
俳句って・・。
ヒッチハイクなら、した事あるけど。(出るのはオヤジ・ギャグばっか 笑)
今日日、男じゃ、ゼッタイ止まってくれないからね。(特に夜中は)
コツは、信号のそばに立つ事。
ちゃんと止まるから、そっからが勝負。(笑)
こもりうた、って、例の民謡の事?
なら、あるとも!

芸能才人図鑑 原田芳雄その6
http://www.youtube.com/watch?v=kdQuXzW3u6A&feature=related
所詮「遊んでもらってるのだから」

安田南を語る締め括りとして、この人の登場は欠かせない。
女が語る女なんて詰まらない。
男が語ってこそ、女が浮き上がるんだ。
予定調和をぶち壊せ。
彼の、「半径3メートル」という言葉が好きだ。
だから、風流なんて世界は小屋でしか成立しないんだ。
確かに、ここに居るという実感を得られる場として。

慕うなら勝手にに慕えよ、但し、ワタシやオレは「体制」なんてもん作らないよ。
何の縛りもない、入りも出も自由。
アンタは、あんたの人生、生きなよ、という安田南のメッセージが、彼を通じて聴こえる。

原田芳雄 ブルースで死にな
http://www.youtube.com/watch?v=yNCPUIzq7qo&feature=related


18. 2011年12月30日 00:01:35 : bQwKJlscJc
原田さん聴かしてくれました・・・・
デシ

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