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由紀さおり、欧米でブレーク 「坂本九以来の快挙」の声も
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111119/ent11111908050004-n1.htm
2011.11.19 08:04 産経新聞
歌手の由紀さおり(63)が米ジャズオーケストラと共演し、往年の日本のヒット曲を歌った新作アルバムが、米ネット配信のジャズ部門で1位にランクされ、話題を集めている。収録曲のほとんどを日本語で歌ったCDが国外で注目されるのは異例で、「1963年の坂本九の『SUKIYAKI』以来の快挙」との声も上がっている。(山上直子、竹中文)
アルバムは、日本で10月12日にリリースされた「1969」(EMIミュージック・ジャパン、3千円)。由紀が米オレゴン州ポートランドのジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」と共演し、昭和44(1969)年の大ヒット曲「夜明けのスキャット」のほか、いしだあゆみ(63)の「ブルー・ライト・ヨコハマ」のカバー曲などを歌っている。12曲のうち11曲が日本語で、20カ国以上での発売を予定している。
事務所などによると、今月から欧米で発売されたが、米アップルの音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」では2日のジャズ部門でいきなり1位に躍り出た。米ビルボードの19日付ジャズ・アルバムチャートでも初登場5位。さらに、カナダのアイチューンズワールドミュージックチャートで1位など、各国のランキングで軒並み上位にランクインしている。
日本人歌手では、1963(昭和38)年に坂本九の「上を向いて歩こう」が「SUKIYAKI」の題名で米ビルボード3週連続1位になったが、今回のヒットはそれを彷彿とさせる快挙だ。
「とにかくびっくり。神様のいたずらとでもいいましょうか、すばらしい出会いをいただき、歌い続けてきて本当によかった」と由紀本人も驚いた様子で話す。
共演のきっかけは、ピンク・マルティーニのリーダー、トーマス・ローダーデイルが数年前、地元の中古レコード店で昭和44年に発売された由紀のレコードを見つけ、透明感ある歌声にひかれたことだった。本作を企画制作した音楽プロデューサーの佐藤剛さん(59)は「アルバムのテーマの1969年は、世界中で新しい音楽が生まれ輝いていた年であり、それらをリアルタイムで吸収し、日本流に消化して独自の表現を目指したのが歌謡曲。サウンドやテイストはザ・ビートルズやサイモン&ガーファンクルなど当時の世界的なアーティストとつながっており、それで今の海外のリスナーも親近感を覚えるのでは」と話す。
由紀は一昨年、デビュー40周年を迎えた。
「もう一度、日本の歌謡曲という自分の原点に戻りたいとチャレンジしてきました。歌謡曲が世界で認められた気がします」
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【プロフィル】由紀さおり
ゆき・さおり 本名・安田章子。昭和23年、群馬県生まれ。少女時代に童謡歌手として活躍後、44年、由紀さおりとして「夜明けのスキャット」でデビュー。女優、司会、バラエティー、姉・安田祥子とのコンサート活動など幅広く活動している。
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由紀さおり - Internet Radio Program
http://www.youtube.com/watch?v=ukBU41MABwQ
夜明けのスキャット
http://www.youtube.com/watch?v=OMq_tlpQ7bc&feature=related
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