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映画「エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜」はその邦題とは、
まったく印象の異なる、悲しい映画だと思った・・
詳細は省く。
私が、一番驚いたシーンを紹介する。
ピアフの少女時代・・・
オヤジに連れられて、
大道芸人やってるピアフ・・
観客にオヤジの芸が面白くないので、
娘のピアフに観客が、「なんかやれ!」とヤジられ・・
仕方なく、フランス国歌を歌う・・
これが、予想外の大喝さい・・
オヤジの芸を食ってしまう・・
このシーンもそれなりに、大歌手ピアフ誕生の
エピソードとしては、
いいシーンである。
しかし、私が一番、驚いたのは、
フランス国歌の日本語訳が
字幕スーパーで流れた時である・・
そう、ビートルズの
「ALL NEED IS LOVE」の
イントロの曲だが・・
歌詞が壮絶である・
(今まで知らなかった自分の無知にも問題があるが・・)
祖国の子どもたちよ、栄光の日がやってきた!
我らに向かって、暴君の血塗られた軍旗がかかげられた
血塗られた軍旗がかかげられた
どう猛な兵士たちが、野原でうごめいているのが聞こえるか?
子どもや妻たちの首をかっ切るために、
やつらは我々の元へやってきているのだ!
武器をとれ、市民たちよ
自らの軍を組織せよ!
以上
まあ、こんな残虐な歌詞の曲が
一国の国歌だというところに驚愕する。
映画でいえば12歳未満の指定を受けるべき内容の歌詞である・・
日本の場合は、国旗を掲げるか?否か?
国歌を歌うのか?否か?
(私は「きみがよ」の内容も意味も、いまだ知らず・・)
という表面的なことに、
論点が集まっているが・・
フランス国歌はそれどころの話ではない!
こんな、暴力的で、憎悪に満ちた歌詞で、
フランスの幼稚園児は、父母の前で堂々と歌っているのだ!
>「子どもや妻たちの首をかっ切るために」とか
>「暴君の血塗られた軍旗がかかげられた」とか
>「武器をとれ、市民たちよ自らの軍を組織せよ!」とか
正気の沙汰ではないが、現実だ・・。
私は、自分の子どもにはこのような歌は歌わせたくないと
単純に思うが・・フランス人はそうではないようである。
ここでは多くを語らないが、
アメリカ国歌、イギリス国歌、中国国歌も、
少し調べたが、似たようなものであった・・
映画「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%95%E3%80%9C%E6%84%9B%E3%81%AE%E8%AE%83%E6%AD%8C%E3%80%9C
フランス国歌
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%9B%BD%E6%AD%8C
ラ・マルセイエーズ − フランス共和国国歌
http://meta-metaphysica.net/lit/lamars.html
Edith Piaf - Hino França(これが映画のシーン、日本語訳はなし)
http://www.youtube.com/watch?v=ucOIDOMsrQE&feature=related
La Marseillaise -National anthem of France(日本語訳あり)
http://www.youtube.com/watch?v=gYVWbqLt8qw
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