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「後継選び」焦点 会津の政界新たな段階に
連続14回の当選を誇る民主党衆院議員の渡部恒三氏が引退に言及したことで、今後は渡部氏の後継選びが本格化するとみられる。年内にも解散・総選挙の可能性がある中、渡部氏の後援会や民主党、支援団体である連合などの支持が得られる候補を人選できるかが焦点となる。
渡部氏の後援会幹部の間では、渡部氏の長男で東京財団上席研究員の恒雄氏(48)の擁立を目指す動きがある。後援会はまとまる可能性があるが、民主党は衆院議員の世襲を禁止しており、恒雄氏が後継に決まった場合でも、同党の公認を得るのは難しい情勢だ。
民主党や連合など支援団体の一部には、平成22年夏の参院選本県選挙区に同党から立候補した医師の岡部光規氏(43)を推す声が出ている。岡部氏は会津地方の病院で検診などに当たっているが、浅川町出身で知名度は低く、後援会は難色を示すとみられる。
一方、自民党は既に、前会津若松市長の菅家一郎氏(56)が次期衆院選の立候補予定者となる第4選挙区支部長に就任している。地元出身の参院議員を抱えるみんなの党の動きや、中央の政界再編の行方も注目される。
会津地方を選挙区とする衆院本県4区は、旧2区の時代から長年にわたって渡部氏と故伊東正義氏の支持勢力が二分する戦いを繰り広げてきた。渡部氏が政治の舞台から去る決断をしたことで、会津の政界は、“恒三派対伊東派”という戦いの構図を底流に残しながらも、新たな段階を迎えることになる。
(2012/02/19 08:37)
(新世紀人コメント)
もっと続けて「さらし者」になったら案山子のようでカラスも止ってくれるかもね。
もう「継続は力」じゃあないんかね?
ケジメはどうやってつけるんかね?
周りを混乱させて勝手がよすぎるんじゃないのか?
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