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2012年 2月 09日(木曜日) 18:37
シリア・ホムスで、テロが継続
シリアのメディアが、同国中部ホムスでテロ攻撃が継続していることを伝えました。
シリア国営通信は、9日木曜、「軍隊や民間人は、テログループの攻撃から守られておらず、テロリストはどんな人物にも容赦しない」と報じました。
さらに、「テロリストは治安部隊や市民の殺害に加えて、経済施設や公共・民間の建物を破壊している」としました。
ホムスの住民もまた、この報道を認め、「テログループは脅迫、威嚇することで、市民を居住地から追い出し、女性、子供、若者、老人を殺害している」と語りました。
シリア保健省は、混乱するホムス市内の病院で、停電によって乳児数十名が死亡したことについてのアラブメディアの報道を否定しました。
シリアのテレビ局の報道によりますと、同国の保健省は、「ホムスの病院への攻撃で、この病院の一部医療機器が盗難に遭った」と発表したということです。
さらに、医療機器の盗難により、ホムスの病院が閉鎖されたことを明らかにしました。
また、6日月曜、武装グループにより、ホムスの製油所に迫撃砲が数発打ち込まれ、施設の一部で火災が生じました。
ここ数日、とくに先週土曜、ホムス市では、300人以上の市町村の住民が、半武装グループによって殺害されています。
シリアでは2011年3月中旬より、アサド政権の反対派と支持派によるデモが行われてきました。
反体制派とアラブ諸国は、シリアの情勢不安の中での人々の死亡を、同国の軍隊によるものだとしています。
一方でシリア政府は、暴徒や武装グループを同国の流血の惨事の要因だとし、これらの混乱は外部によって組織されたものだと強調しています。
シリアは何度も、西側やアラブの一部の国々をシリアでの情勢不安を煽っているとして非難してきました。
シリア政府によれば、これらの国々は、武装グループに資金や武器を供与し、内戦を引き起こし、政府を転覆させようとしているということです。
さらに、「協議こそが暴力を終結させる唯一の方法だ」と強調しています。
こうした中、反体制派は協議開催の提案を拒否しています。
現在、アラブ連盟の今期議長をつとめるカタールは、アサド政権軍によるシリア市民の虐殺を主張し、決議草案を国連安保理に提示しましたが、ロシアと中国が拒否権を行使しました。
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