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2012年02月07日 フェイスブック狂騒曲
カテゴリ 世界経済
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フェイスブック狂騒曲
世界的に株価が上昇しています。先週末(2月3日)のNYダウ・終値は12862ドルとリーマンショック後の高値(昨年5月初旬)を更新しました。ユーロ圏や新興国の株式も急速に値を戻しています。
その理由は言うまでもなく世界的な緩和マネーが流入しているからなのですが、もう少し正確に言うと、昨秋からのユーロ圏の債務危機問題でECBが積極的な資金供給を始め、それを受けて米国も追加緩和に踏み切る期待が出てきて、それで米国株が先行するかたちで世界の株式が上昇を始めたのです。
世界主要48か国の株式時価総額の総合計も、昨年9月末の45兆ドルから52兆ドルまで回復しました。同時に新興国通貨や、金などの資源や、債券市場まで活況となる典型的な「金あまり相場」となっています。
そしてここからが重要なのですが、景気回復というものはまず理由はどうであれ株式市場が上昇さえすれば、市場心理が向上して経済活動が活発になり本当の経済回復となるのです。従って、日本もその流れに遅れないように、「消費税増税」ばかり議論するのではなく、早急に円安・株高対策となる「思い切った量的緩和」に踏み切るべきなのですが、これはまた別の機会に書きます(よかったら本日発売の「週刊朝日」を読んでみてください)。
さて前置きが長くなったのですが、米国株式市場が活況なうちにと思ったのか2月1日にフェイスブックが上場申請を行いました。
フェイスブックは2004年にマーク・ザッカーバーグがハーバード大学在学中に、女子大生の顔写真をネットに「無断で掲載」したところから始まったのですが(だからフェイスブックという)、2007年初めに利用者が1000万人を超えたあたりから急拡大し、現在では利用者が8億4500万人(うち北米では1億8000万人)、1日あたりコメント27億件・写真投稿2億5000万件の「大メディア」となっています。
早くも上場時の時価総額が1000億ドル(7.6兆円)とも言われ、そうなると日本でこれより時価総額の大きな会社はトヨタ自動車(10.3兆円)だけとなってしまいます。
上場申請書類によりますと、2011年の売り上げが37億ドル、最終利益が10億ドルで(時価総額が1000億ドルになればPER100倍!)、グーグル(時価総額14兆円)に比べて売り上げが10分の1、最終利益が15分の1しかありません。また収入のうち広告収入が85%とやや偏っています。
時価総額が仮に1000億ドルとなったとしても、これが高いか安いかは市場が決めることなのでコメントしません。ただ、株式市場の活性化に貢献することは間違いなく、それが米国経済の活性化につながることも間違いありません。
しかし創業者のマーク・ザッカーバーグのアイデアとシステム開発能力は認めるとして、どうして「誰でも思いつき、誰にでも出来たはず」のビジネスモデルでここまで「潰されず」「チクられず」「乗っ取られず」に大きくなれたのかが不思議です。
まあ多分何度も「潰されそうになり」「各方面からチクられ」「乗っ取られそうになった」はずなのですが、それをすべてこの27歳の若者が対処してきたのだとすれば、ザッカーバーグはその方面での「天才」なのかもしれません。
関係ないかもしれませんが、日本で同じく2004年に創業した-グリーは、今期の経常利益が800億円になるとかで株式時価総額も6000億円を超えています。正直言って日本経済や日本人の知的レベルの向上に貢献しているとは言い難いのですが、何故か「当局」や「マスコミ」の標的にはならず、何をやっても批判されていません。
同業のDeNAが公正取引委員会に「チクられ」、横浜球団を買収しようとして批判されたのとは大違いなのです。
たまにこういう不思議に「守られている」会社があるものなのです。
フェイスブックに話を戻しますが、実際とはかなり違うはずですが「ソーシャルネットワーク」という映画になっています。昨年6月14日付け「忙中閑あり・映画ソーシャルネットワークを見て」に書いてあります。
ただここで言いたかったのはザッカーバーグのことではなく、この映画でザッカーバーグを振ったエリカ役を演じているルーニー・マーラが、その後大ベストセラー「ミレニアム・ドラゴン・タトゥーの女(英語版)」で主役・リスベット・サランデル役を演じて、今年のアカデミー主演女優賞の候補に挙げられています。
ルーニー・マーラ
実はルーニー・マーラは大富豪・マーラ家の一族で、マーラ家はちょうど本日(現地2月5日)に行われたアメリカンフットボール(NFL)の決勝戦・Super Bowlで勝ったNY Giantsのオーナーでもあります。
だから主演女優賞候補に選ばれたのか、それとも演技で選ばれたのか、映画が来たらじっくりと見てみようと思います。
アカデミー賞の舞台裏も授賞式(日本時間2月27日)までに書くことにします。
(新世紀人コメント)
ルーニー・マーラはこの写真で見る限り、オードリー・ヘプバーンに実によく似ている。
ヘプバーンにはたしかフリーメーソンだったかイルミナティーに関係があるとの情報に接した事がある。
ヘプバーンの風貌には貴族的な雰囲気が漂っていた。マーラも同様に感じられるのだ。
品が良いのだ。
これは注目すべき事ではないのか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000011-eiga-movi
アカデミー賞ノミネート女優ルーニー・マーラ、笑顔の初来日
映画.com 1月30日(月)19時40分配信
拡大写真
初来日を果たしたルーニー・マーラとデビッド・フィンチャー監督
[映画.com ニュース] 第84回アカデミー賞主演女優賞に「ドラゴン・タトゥーの女」でノミネートされているルーニー・マーラが1月30日、メガホンをとったデビッド・フィンチャー監督とともに、都内で行われた同作のジャパンプレミアに出席した。
【フォトギャラリー】「ドラゴン・タトゥーの女」ジャパンプレミアの模様
マーラにとっては初来日。フィンチャー監督は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」以来3年ぶり3度目の日本上陸となる。1月24日(現地時間)に行われたアカデミー賞ノミネート発表では、マーラの主演女優賞を含む5部門に名を連ねた話題作だ。
純白のドレスで登場したマーラだが、劇中ではパンクロック風のビジュアルで天才ハッカーのリスベットを演じきった。本来の自分とのギャップについては、「俳優として容姿を変えることは贈り物と考えているんです。意欲的に取り組ませてもらいました」とニッコリ。ダニエル・クレイグとは初共演だったといい、「アメイジングな体験でした。素晴らしい俳優さんだし、いろいろなことを教えてもらいました」と謙虚に語った。
そんな主演女優を、フィンチャー監督は「見ての通りパーフェクト!」と大絶賛。映画化にいたった経緯は「ベストセラーだからだよ」とジョークで笑わせたが、「映画を気に入ってくれれば十分です」と話し、客席に手を振った。
また、タレントの菜々緒が6人のダンサーとともにステージでダンスを披露したほか、水墨画家の小林東雲氏が“ドラゴン”を描くパフォーマンスを見せた。
スティーグ・ラーソンの世界的ベストセラーを映画化したスウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009)を、「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」のフィンチャー監督がハリウッドリメイクしたミステリーサスペンス。経済誌の発行責任者でジャーナリストのミカエル(クレイグ)は、資産家から40年前に起きた少女の失踪事件の真相追及を依頼される。背中にタトゥをした天才ハッカーのリスベット(マーラ)とともに捜査を進めるうちに、バンゲル家に隠された闇に巻き込まれていく。
「ドラゴン・タトゥーの女」は、2月10日から全国で公開。
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「ドラゴン・タトゥーの女」作品情報
アカデミー賞最多ノミネートは「ヒューゴ」 「アーティスト」は主要4部門など
最終更新:1月30日(月)19時47分
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