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http://jp.reuters.com/article/domesticJPNews/idJPTYE81K0VJ20120127
原発稼働ゼロでも「夏乗り切れる可能性」=枝野経産相
2012年 01月 27日 11:46 JST
[東京 27日 ロイター] 枝野幸男経済産業相は27日の閣議後会見で、原子力発電所の稼働が全くない場合でも電力需要に対応できる可能性はあるとの認識を示した。同相は「電力使用制限令や日本の産業に大きな影響を与えることなく乗り切るための検討は進めている」と述べた。
現在全国の原発54基のうち稼動しているのは3基。4月末に北海道電力(9509.T: 株価, ニュース, レポート)泊原発3号機が定期検査に入り、他の原発の再稼働がないと国内で稼働する原発はゼロとなる。枝野経産相は原発の再稼働について「原発がこの夏どのくらい利用されるのかされないのかは、安全・安心という(電力需給とは)全く別次元で結論が出るので、どうなるかわからない状況だ」と述べた。
政府の試算では、原発稼働ゼロで一昨年夏並みの猛暑となった場合、最大電力に対する供給力が全国で7%不足する。稼働ゼロで夏の需給を乗り切れるかどうかについて枝野経産相は、「もし全ての原発が利用できないと電力需給は相当厳しいと予想されている。節電のお願いはしなければいけないが、電力使用制限令によらずに乗り切れる可能性は十分にある」と述べた。根拠については「数字も含めて様々な検討を進めている」としたが、具体的には示さなかった。
東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)への公的資本注入に関して同相は、「全く決めていない」としながらも、「東電の話ではなく、一般論として税金を利用して、(対象企業に対する)権限や責任を負わないのは納税者に対して無責任だと思う」と述べ、東京電力に公的資金を注入するには、議決権の確保が必要との認識を示した。
(ロイターニュース、浜田健太郎)
(新世紀人コメント)
これについて日本のメディアの記事は既に阿修羅でも紹介されていますが、重要記事なので転載しておきます。
電力不足は全く問題ないはずです。
燃料の天然ガスは幾らでもあります。
ただロシアなどからは相手が売りたくても邪魔が入って輸入しにくい状況でしょう。
イランからの石油輸入も邪魔が入っています。
ただ、米国はシェールガスの採掘開発を大々的に行っていて自国ではこれを使って原発は止めて行きたいのでしょう。
米国はこれを日本にも売りたいとの思惑もあるのではないでしょうか。
日本自身だって領海でシェールガスは採掘できる筈ですが、現在の弱体政権では指導力が発揮できないので困りますね。
これから心配なのは意図的な石油危機が既に起されている事です。
分離独立した南スーダンで石油搬出が停止されました。
イランは輸出を妨害されています。
チャイナはロシアやイランから石油やガスを調達可能でしょう。
日本だけがいいようにやられて原発再稼動に誘導されるかも知れないし、又は、エネルギー転換へと誘導されるかも知れません。
どちらへでも誘導されやすい状況に置かれている訳です。
私は、今のところは米国側は日本への原発再稼動強要路線を捨ててはいないであろう考えています。
日本の原子力村を切り捨てるであろうとの観測を述べる論者も居られますが、今のところ私はそれに同調は致しません。
日本に世界中に原発を売り込むための技術的貢献をさせるにはやはり日本国内である程度の原発稼動を継続させておいた方が良いからです。例え米国内では原発を止めるのしてもです。米国では原発は雇用を創出はしないからその意味でも必要はないでしょう。
ところが、日本には継続させる必要がある筈です。その線でチャ坊主のような風貌の天野が率いるIAEAも日本に対して動くのではないでしょうか。
福島への廃棄物保管施設の恒久的受け入れ策動の問題は原発継続とは絡めていないのではないでしょうか。
原発も稼動させて、…出来れば恒久的な廃棄物施設も受け入れさせたい…ということではないでしょうか。
という訳で、
我々の原発廃止要求と運動は、日本の原発原子炉廃止と共に、外国への原発輸出を止める事をセットで目的とするものでなければならないのです。
外国に核汚染の原発核爆弾を売り込み=設置してはならないのです。
それは、日本が殺人鬼に転落する事になるからです。国内で国民を放射能で殺し続け、それでも無闇に迷って判らずに外国でも放射能殺人をやりにゆこうとするのか!
あきれた「放射能殺人犯罪国家」が「原発原子エネルギー立国日本」の醜い姿なのだ。
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