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2012年 1月 24日(火曜日) 16:37
「イラン人核科学者暗殺の首謀者はモサド」
プレスTVが行った世論調査で、回答者9799人のうち、47%近くが、「シオニスト政権イスラエルの諜報機関モサドは、イラン人核科学者の暗殺について説明すべきだ」としました。
24日火曜、プレスTVが発表したこの調査ではまた、回答者の27%が、「IAEA国際原子力機関は、イラン人核科学者の情報を漏らしたことから、このテロの責任を負っている」としました。
また、「イランとの核協議に参加するアメリカ、イギリス、フランス、ドイツが、このテロの黒幕だ」としたのは14%、さらに、「この暗殺の責任は、イラン政府の核活動への固執にある」と答えたのは、12%でした。
今月11日、イラン中部ナタンズ核施設の関係者で、化学工学分野の専門家であった、シャリーフ工科大学卒業のアフマディ・ロウシャン氏が、自動車に仕掛けられた爆弾の爆発により、テヘランで死亡しました。
近年、イラン人核科学者の暗殺が相次いでいます。
2010年11月29日には、イランの大学教授2名の自動車が爆破され、シャフリヤーリー氏が死亡、アッバースィー氏は負傷し、妻と共に病院に搬送されました。
イラン情報省は、2010年、「イスラエルの諜報機関モサド、アメリカの諜報機関CIA、イギリスの諜報機関MI6が、このテロに関与した」と発表しました。
その前年にも、テヘラン大学の教授でイランの核物理学者もあったアリーモハンマディ氏が、遠隔操作のオートバイの爆発により、テヘランで殉教しました。
アメリカとその同盟国は、イスラエルと共に、イランが核兵器製造を追求しているとして非難しています。
イランの平和的核活動に反対する国々は、こうした疑惑を利用し、安保理に対して4度の対イラン制裁決議を採択させました。
アメリカとイスラエルは、イランの核活動は軍事目的だと主張し、常に、イラン政府に対して軍事攻撃の選択肢を示唆しています。
イランは、2007年3月にイランの核活動に対して採択された国連決議1747の中で、テロの標的となって一命を取り留めたアッバースィー原子力庁長官の名が核科学者として掲載されていたとしています。
各報道によれば、アフマディ・ロウシャン氏は、最近、IAEAの査察団と会談していました。
このことは、IAEAが、イランの学者や核施設の情報を諜報機関の手に委ねていることを物語っています。
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