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2012年 1月 11日(水曜日) 18:38
イラン石油禁輸に中国を同調させるための米の努力失敗
イラン産石油禁輸措置にアジア諸国を同調させるためのアメリカの政府高官の努力は、失敗に終わりました。
フランス通信が伝えたところによりますと、アメリカのガイトナー財務長官は、中国の政府関係者にイラン産原油禁輸措置を実行させるため、11日水曜、中国の政府高官と会談を行いましたが、この会談において、中国の高官は、イラン産原油に対するアメリカの制裁に反対したということです。
中国はイランにとって、石油の主な輸出先であり、国内の原油需要の20%から22%をイランからの輸入により確保しています。
中国は以前にも、イランの石油産業に対する制裁に反対していました。
こうした中、中国政府は、イランとIAEA国際原子力機関のさらなる協力を求めています。
中国外務省の報道官は11日、発言の中で、イランとIAEAは対立の解決に向け、更なる協力を行うよう期待感を表明しました。
アメリカをはじめとする西側諸国は、イランが核兵器を獲得しようとしているとして非難していますが、イランは、NPT核兵器不拡散条約の加盟国として、これまで再三に渡り、自国の核活動は完全に平和的なものであると強調しています。
フランス通信によりますと、対イラン制裁の強化に向けたフランスの努力にも拘わらず、フランスのジュペ外務大臣は10日火曜、「ギリシャとイタリアは、イラン産石油の禁輸の実行に疑いを抱いている」と発表しました。
最終更新 ( 2012年 1月 11日(水曜日) 19:26 )
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