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糟塵(マスコミ)が盛んにユーロ崩壊予測を喚き散らしている。
ゴールドマン・サックス証券もスイスUBSもユーロ崩壊はないだろうと言っているらしい。
これは本音であろう。
ユーロが実際に崩壊すると、米英は実は本当に困るだろう。
チャイナ・日本・ロシアも困るだろうが、本当に困るのは米英だ。
従って米英はユーロへの攻撃を徹底させる事は出来ないのだ。
米英とEUでユーロを消滅させないように図る事態となるだろう。
今はドル安に次いでユーロ安が意図的にすら展開されているに過ぎない事態である。
ユーロは今まで高すぎた。EUの実力に沿わずに高すぎたのだから下落するのは必然だ。
ギリシャやイタリアやスペインの危機は切っ掛けであるに過ぎない。
だいたいにおいてNATOが英仏に付き合ってアフガニスタンに介入したのだから英仏のストレスにお付き合いさせられるのは必然なのだ。
日本が引きずり込まれて低迷しているのと同様である。それに反するのがチャイナやロシアであると言う判り易い構図である。
簡単な事なのだ。
さて設問をしてみよう。
「米国が日本に対してTPPを飲み込ませたらどうなるか?」
これは、USAが日本を飲み込むと言う事態になるということだが、
これは、
ドイツ経済が支えているEUと形としては似ている事になるが、しかし、
実態は大いに異なる。
EUはまだ何とか東ドイツを抱えて苦労したドイツではあったが彼が支えている。
しかし、日本はUSAを支えられるか?
NO!である。支えられない。
USA内の多くの州がギリシャやイタリアやスペインよりも悪い財政破綻状態だ。
日本は支えられない。
だったら解決策は簡単だ。
一旦、USAを解散してドルを廃棄すればよいだけの事である。
その上で新たな北米州グループを幾つか造って共通通貨(ユーロのような)を採用すればよい。
そこに日本が影響力を行使すれば、日本が彼等を助ける事は可能だ。
日本はドイツのようにEUを支えるが如くにUSAを支える事は出来ない。
従ってTPPは歴史的に無駄な愚行であるに過ぎない。
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