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政府の東京電力福島第一原発「事故調査・検証委員会」の中間報告書が、12月26日に公表された。
しかし、多数の関係者からの証言を得ながら、福島第一原発事故の真相解明には、程遠い内容となっている。
たとえば、3月14日午前11時1分に爆発した3号機の状況についての作業員の重要な証言が、東京電力によって既に得られているにも関わらず、それらの詳細な検討を事故調はしていない。
3号機作業員の重要な証言とは、3号機「タービン建屋の廊下は埃で真っ白になった。外を見ると、車が吹っ飛んでいた」(『東京新聞』2011年12月23日付朝刊)。
このような状況は、3号機の水素爆発で果たして起きるものなのだろうか。
厚さ2メートル以上の強化コンクリート壁が一瞬で粉々になり、コンクリートが9・11WTCの時のように細かい破片・粉塵となり飛び散ったのは、水素爆発ではなく核爆発を推測させる。
しかも、福島第一原発プルトニウム・ウラン混合燃料棒型3号機は約30年間、運転を中止していたが、2011年3月11日の4ヶ月前に急遽、運転が再開されたのだ。
MOX燃料型3号機は、炉心への注水量の変化から3月21日頃に再核爆発し、核物質が大量に放出された可能性が高いし、5月7日夜には黒煙が上がり、3月14日以上の核爆発があったと推測され、3号機はプルトニウムを含むMOX燃料がメルトダウンまたは、メルトスルーしている可能性が強いこと等々が指摘できる。
福島第一原発「事故調査・検証委員会」には、一層の奮起を期待し、来夏の最終報告書において、福島第一原発「事故」の真相が国民に対して、より解明されることを願う。
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