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政府と東電の嘘を暴けるか。憲政史上初めて国会が挑む「民間人による原発事故調査委員会」の成否(磯山友幸)
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投稿者 otoppi 日時 2011 年 10 月 12 日 10:03:12: cUHXG0u8x2am6
政府と東電の嘘を暴けるか。憲政史上初めて国会が挑む「民間人による原発事故調査委員会」の成否
現代ビジネス 2011年10月12日(水) 磯山友幸「経済ニュースの裏側」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/22518
明治以来の国会のあり方を変える可能性を秘めた「委員会」が動き出す。
東京電力福島第一原子力発電所の事故について、既に設置されている政府の事故調査・検証委員会とはまったく別に、国会に新しいタイプの調査委員会を設置するもので、法案が9月末に全会一致で可決・成立した。
国会の委員会といえば、委員は国会議員。野党委員は政府側と対峙して罵詈雑言を浴びせ、大臣は言質を取られないようにノラリクラリというのがお決まりのパターンだった。専門性の乏しい議員が、霞が関という頭脳集団に支えられた大臣に徒手空拳で挑むのだから、質疑が空疎になるのは当然だった。
東京電力福島原子力発電所事故調査委員会設置法及び国会法の一部を改正する法律に関する申合せ
ところが、今度設置される委員会の委員はすべて民間人。衆参両院の議員からなる協議会で人選した後は、基本的に議員は口出しをしない。徹底した独立性・中立性を保つ一方で、国会が持つ国政調査権並みの強い権限を行使して調査に当たり、衆参両院議長に報告書を提出することになっている。もちろん、事故対応の当事者だった菅直人前首相や細野豪志・原発事故担当相、清水正孝・前東京電力社長といった関係者から直接事情聴取を行うことができる。
国会には国勢調査権が認められているが、実際には調査を担当する職員など手足がなく、国会議員が自力で調べる他、なす術がなかった。国会質問で新聞や週刊誌の記事をベースに質問する議員がしばしば見受けられるのは、調査力のなさの証明でもあった。
官僚がコントロールしていた政府委員会
その国会自体が民間専門家による委員会を持つ初のケースとなるわけだ。公聴会や専門家の委員会を持つ米国の議会に一歩近づくと言ってもいい。この委員会が成功すれば、国会の役割自体が大きく変わる可能性がある、というのはこのためだ。
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