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アメリカのオバマ政権の裏にいるのは、「影の政府」といわれるアメリカの巨大金融資本家階級であり、彼らはEUが域内で、自活化をし始めたのを見て取り、環太平洋諸国、特に日本がアメリカに対抗しないように、打ち出したのがTPP(環太平洋経済連携協定)である。
つまりTPPは、アメリカが自国の国内産業を保護する一方で、日本に対しては、関税引き下げ、規制緩和・撤廃等を要求している「強欲協定」がその本質である。
TPPは、コメや小麦の農業だけではなく漁業、製造業、金融、保険、医療、福祉・介護、法律、土地開発、水資源等々で、今後アメリカ大資本が易々と日本に入り込み、すべてアメリカの資本家階級の思う儘に、日本を支配する「罠協定」である。
そのアメリカ支配の「前段」として3月11日、日本の穀倉地帯である東北地方と、漁業が盛んな三陸沿岸部を人工地震・人工津波で潰したと推測され、TPPはアメリカ支配者階級が、日本の経済と国民生活を破壊し、完全に支配下に収めようとする、極めて狡猾な方策である。
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