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【不動産】大阪の商業地価、下落に歯止めかからず ついに名古屋と並ぶ 梅田の再開発がカギ 基準地価 [11/09/20]
1 :依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★:2011/09/21(水) 16:32:52.36 ID:???
20日発表された大阪圏の基準地価では主に住宅地に下げ止まり感がみられたが、大阪市
中心部の商業地はオフィスビルの供給過剰を反映し、下落傾向に歯止めがかからなかった。
最高価格地点の大阪第一生命ビル(同市北区梅田1)も3年連続の下落を続け、名古屋圏の
最高価格と並んだほか、御堂筋センタービル(同市中央区南久宝寺町3)も全国の大都市圏
では最悪の下落率となった。
JR大阪駅近くの好立地にある大阪第一生命ビルは平成2年に完成。19年以降、大阪圏
の商業地の基準地価で連続トップを誇り、20年には1平方メートル当たりの価格が1180
万円を記録したが、21年から下落し、今回は名古屋圏の最高価格と並んだ。国土交通省
地価調査課は「周辺で大型ビルが次々完成し、5月にはJR大阪駅の北にもノースゲート
ビルがオープンした」と、大阪圏のオフィス間競争による相対的な“地盤沈下”を指摘する。
さらに深刻なのは同市中央区の本町地区で、御堂筋に面した御堂筋センタービルは前年の
385万円から14・3%下がり、330万円となった。商業地の下落率では、東日本大震災
で甚大な打撃を受けた福島と宮城、人口流出が深刻な高知の各地点に続き、全国ワースト
4位となり、大都市圏では最大の下落率だった。8月には伊藤忠商事がノースゲートビル
へ大阪本社を移転するなど本町地区の凋落(ちょうらく)ぶりが際だち、大阪圏の商業地の
下落率ワースト10に本町の4地点が入った。
オフィス仲介の三鬼商事大阪支店によると、8月末の大阪ビジネス地区の平均オフィス
空室率は11・49%と前月から0・13ポイント縮小し、3カ月連続で改善。しかし、
供給過剰で1坪(3・3平方メートル)当たりの平均賃料は1万1762円と7カ月連続
で下落している。
東日本大震災を機に大阪圏へ人口流入が進んでいるとの総務省のデータもあるが、同支店
の小畑大(だい)太(た)次長は「オフィスへの影響はちらほら。この先どうなるか読め
ない」と話している。
大阪市北区の梅田地区では開発が続き、平成25年春にはオフィスや商業施設、高級分譲
住宅などが集まった「うめきた」の先行開発エリアが開業する。国交省地価調査課は「うめ
きたでは海外からのテナント誘致を目指す動きもある。これがうまくいけば、地価に波及
する可能性もある」とみている。(宇野貴文)
ソース:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110920/fnc11092022060016-n1.htm
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