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近聞遠見:かつて「ためらい」があった=岩見隆夫 (毎日新聞)
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投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 10 月 09 日 10:25:37: igsppGRN/E9PQ
近聞遠見:かつて「ためらい」があった=岩見隆夫
http://mainichi.jp/select/seiji/iwami/
毎日新聞 2011年10月8日 東京朝刊
小沢裁判は今後の推移を見守ることにしよう。6日の初公判で、小沢一郎被告(民主党元代表)が、
「直ちに裁判の打ち切りを」
と求めたのは、三権分立の建前上、奇異な感じを与えたが、奇矯な言動はいまに始まったことではない。
ところで、
<政治とカネ>
の問題は、戦前から日本の政界につきまとっている。金権的と最初に批判された首相は岸信介だった。岸には<ろ過器発言>が記憶されている。
革新官僚だった岸は、3年間の満州経営を終えて1939(昭和14)年10月帰国する時、政治家然として後輩たちを前に一席弁じた。
「政治資金はろ過器を通ったきれいなものを受け取らなければならない。問題が起こった時は、そのろ過器が事件になるのであって、受け取った政治家はきれいな水を飲んでいるのだから、関わりあいにならない。政治資金で汚職事件を起こすのはろ過が不十分だからだ」
首相に就任するのは発言の17年後、その前後、日韓疑惑をはじめさまざまなうわさにさらされたが、岸が被告席に座ることはなかった。ろ過器が十分に機能したからかもしれない。
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