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http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/111008-160530.html
「強い米国」の復活目指す―ロムニー氏が外交政策演説
海軍、ミサイル防衛を強化
米大統領選
【ワシントン早川俊行】米共和党の大統領候補指名争いで支持率トップに立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は7日、サウスカロライナ州チャールストンで外交政策演説を行い、「米国が強いと世界はより安全になる」と述べ、「強い米国」の復活を目指す考えを表明した。
ロムニー氏は「今世紀は米国の世紀でなければならない。米国が自由世界をリードし、自由世界が世界全体をリードする」と主張。レーガン元大統領の「力による平和」戦略が「今以上に正しい時はない」と述べるとともに、「米国と世界の友好国・同盟国の安全と繁栄を守る国際システムの基盤を提供できるのは米国の力だけだ」と強調した。
その上で、「米国の強さは強い経済、強い軍事力、我々の価値観の持続的な強さから生じる。残念なことに、今の大統領の下でこれら3つの要素はすべて弱体化してしまった」とオバマ大統領を批判。「軍事力を低下させて財政を健全化させる試みは、はるかに大きな代価をもたらす」として、オバマ政権下で進む軍事費削減の流れを反転させる意向を示した。
具体的には、海軍力の空洞化に歯止めを掛けるために艦艇の建造ペースを年9隻から15隻に拡大するほか、多層的なミサイル防衛(MD)システムの配備を推し進めると主張。また、増大するサイバー攻撃・スパイの脅威に対処するため、国家サイバー安全保障戦略を策定する考えを明らかにした。
イランへの抑止力を高めるため、東地中海とペルシャ湾地域に空母戦闘群を定期的に派遣すると表明。アフガニスタンへの治安権限移譲については全面的な見直しを行い、現地司令官の助言に基づいて判断する考えを示した。中国については「軍事的、経済的超大国になる意志を明確にしている」と懸念を示した。
外交政策演説に先立ち、ロムニー氏は6日、外交安保チームを発表。22人の特別顧問のうち、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官やチャートフ前国土安全保障長官らブッシュ前政権の高官が半数以上を占めている。
2011/10/8 16:05
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