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東京高裁に「も」失望した。もはや日本はド〜なるんだろう(岩下俊三のブログ)
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投稿者 判官びいき 日時 2011 年 10 月 01 日 10:30:04: wiJQFJOyM8OJo
西山太吉さんについては、年配の方にあっては「いまさらいっても」感が強いと思うが、彼の提起した問題こそが日本の病巣であるといわざるを得ないと思っている。昨日東京高裁はまたしても「官僚的」な権力よりの判決をくだし、西山さんらの原告の訴えを棄却した。
実はこの原告団の殆どが僕の知己であり、なかには僕と一緒に番組を制作していた昔の仲間もいるから、とくにこの裁判は以前から注視してきた。ところが敗訴という形になり、非情に残念である。「やはり司法もお前もか」と思うのは政権党の急激な右旋回を鑑みるにつけ、もはやメディアも一体となったアメリカ支配が完成にいたったという感じがして、思わず身震いした。
詳細はこの件に対して山ほど情報が出回っているから、あえて述べないが要するに沖縄返還はお金で買いましたという「当たり前の事実」を明らかにしろといっている。これに対して裁判所はあくまで証拠の文書がなくなったので、文書を公開しろという要求をむりですよということである。こんな屁理屈が罷り通るまで司法は堕落したのかと思うと、過去に法律を学んだ僕の青春は一切無駄だったなーと改めて溜息がでる。
密約があったことの蓋然性は司法も認め、政府(外相岡田克也)も認め、官僚(担当本人吉野文六)も認めている。また密約相手国アメリカの公文書館でも確認されている。にも関わらず情報公開法の施行を前に当該文書を破棄しており、今は「ない」のであるから、出せというのは無理であるというので、公開要求が棄却され原告は敗訴と言うわけである。
こどもの喧嘩じゃあるまいし「見せろ」といっている者に「ないから仕方ないじゃん」と言って押し問答している。これが日本の司法の実態であり、野田内閣も無関心を装っている。こんな理不尽なことが罷り通っていいのだろうか。先日もそう思ったが、問題は不実記載(書き間違えただけ)ということではない言っているのだから、これだって問題は廃棄(なくした)という問題ではないというべきであろう。法律とか裁判所は結論を決めて判決理由をアトでくっつけるという悪習は昔からあったが、自己矛盾してつじつまが合わないことまで平気でやる国家に成り下がるとは思わなかった。
ところが大朝日も糞読売も、あまつさえ事件の発端であった毎日までが外務省の文書の管理の杜撰さを問題にして、「国家が国民に大嘘をつきました」という事実を問題にしないのである。とくに西山記者の取材方法で馬鹿騒ぎとなったため新聞社の経営が破綻し、池田大作さまのお慈悲にすがり「今も」公明新聞を刷り続けている毎日がなぜ「うちの西山が嵌められた。国家は嘘つきである」といわないのだろう。不思議でしょうがない。
とりわけ岡田克也は許せない。このフランケンは徹底的に暴くといいながら、結局ここまで調べたけどありませんでしたから、もうおしまいにしましょうという猿芝居をやったのである。外務省の地下倉庫の奥の院から漏れ聞こえてくる「自民党の過去の失策を責めるという目的は果せたんですから、、、」という悪魔の囁きに迎合し、いまでは裁判所の道具(調査員会)にまでされているのである。もとの通産官僚に里帰りしてそんなに嬉しいのだろうかイーオン岡田!
「アメリカに属国で進駐軍の管理下にあるのですから、婦女子も国土もお金も喜んで提供しましょう」と堂々と言えばいいではないか。それが是なら是だし、否なら否であるというだけのことである。嘘をいいつづけることが一番よくない。情報を与えられない国民は一生だまされ続けなければならないのであろうか。頽廃したマスコミに加えて司法の堕落が目に付く今日この頃である。9月も終わりか。光陰矢のごとし、、、。
http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/3954659.html
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