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「チェルノブイリに匹敵」福島・郡山市汚染
・放射能に詳しい琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬氏は、福島第1原発事故後の福島市と
郡山市の土壌汚染について、チェルノブイリ原発事故(1986年)で子どもへの健康被害が
続出したウクライナ・ルギヌイ地区に匹敵する汚染濃度だと分析した。「住民を『被ばくさせっ放し』の
状態に置いている国に対して、国民の健康管理の点で厳しく責任を追及しなければならない」と
訴えている。
文部科学省がことし8月30日に発表した土壌汚染度調査を精査し、分析した。
矢ヶ崎氏は「チェルノブイリ事故後に多量に発生した健康被害 東電福島事故と―今後の日本に
おける悲劇の暗示―」と題したリポートを9月初旬にまとめ、郡山市を相手に子どもたちが
「年間1ミリシーベルトを超えない安全な場所で教育を施すことを求める」集団疎開の
原告側意見書を提出した。
その中で、チェルノブイリ原発から西へ110〜150キロ離れたルギヌイ地区の汚染度の
高い地域について、原発から放出された放射線量が年間5ミリシーベルト以上の「移住義務
ゾーン」、1ミリシーベルト以上の「移住権利ゾーン」、0・5ミリシーベルト以上の「管理強化
ゾーン」の三つに区分するウクライナの法に基づく放射能汚染ゾーンの定義を説明。(>>2-10につづく)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-29_24056/
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